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数々の名プロデューサー達を虜にする透明感ボイス

55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第85弾!

「Summer Breeze」 原田知世

2001年発売

こいつ暑さで頭がやられたか?

と思われそうな今作の紹介(笑)

安心してください、はいてますよ!じゃなくて真面目に名盤ですよ。

原田知世と言えば角川三姉妹として大旋風を巻き起こしたアイドル。

ドンピシャ世代の私は、薬師丸ひろ子派でしたので、原田知世にはあまり興味がありませんでした。

しかし、1997年のとある昼下がりにラジオから流れて来た曲に驚かされたんです。

それはカーディガンズのトーレ・ヨハンソンが作った(シンシア)という名曲でした。

楽曲が素晴らしいのは言うまでもなかったんですが、原田知世の透明感のある歌声が世界観にドンピシャでした。

ここから原田知世のシンガーとしての活躍が始まります。

今作はその勢いのまま出した洋楽のカバー集です。

プロデューサはトーレから代わってゴンチチの二人。

楽曲はこんな感じです。()内は本家です。

1.Say You Love Me (パティ・オースティン)

2.Sunny (ボビー・ヘブ)

3.Just When I Needed You Most (ランディ・ヴァンウォーマー)

4.How Deep Is Your Love (ビー・ジーズ) 

5.If (ブレッド)

6.Scarborough Fair (サイモン&ガーファンクル)

7.You’ve Got A Freind (キャロル・キング)

8.That’s The Easy Part (ベス・ニールセン・チャップマン)

もう何の説明も要らない名曲だらけ!

個人的にはランディー・ヴァンウォーマーを取り上げてくれたのは涙ものです。

ゴンチチの素晴らしいアレンジとプロデュースは原田知世の声との相性120%!

夏になると滅茶苦茶聞きたくなる一枚です。

この後、これまた名プロデューサーである伊藤ゴローさんや、名だたるミュージィシャン達とのコラボが続きます。

役者としてはあまり見なくなりましたが、歌い手としては大活躍です。

元アイドルと言う印象で、侮られていますが、本当に素晴らしいカバーアルバムだと思います。

皆様にはパーティ・オースティンの名曲のカバーを。


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