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「自分らしい生き方」物との向き合い方を見つめ直す

自分の持ち物と向き合うことで気づいたことがありました。

数年前、洋服がぎゅうぎゅうにつまったクローゼットを見て、
なんとかしないといけないと思い立ちました。

まずは自分がどれくらいのものを持っているのか、把握することにしました。
クローゼットの中の物を全部出して、洋服の種類ごとに分けてみます。

同じような形のカーディガンが色違いで、何枚も出てきたり、
何年も着ていない洋服、持っていることを忘れている洋服もありました。

その時の気分で買っていたので、色もバラバラで、洋服のテイストも統一感がない状態でした。

これからも着たい洋服と着ない洋服に分けて、選んでいきました。

気に入った洋服だけになったクローゼットは、見た目もそして自分の気持ちもスッキリしました。
この状態を維持しようと思いました。

買い物の癖


洋服や靴、バッグを買うのが大好きでした。
物を所有する事で、ストレスを発散していました。
まさに、買う行為が好きだったのです。

買うと満足するので、クローゼットには値札がついたまま、一度も手を通されずにしまってある洋服が何枚もありました。

もちろん、買い物をしているときは、「この色は持っていないから」「今度の集まりに着ていく服がないから」と、理由がありました。

着ない洋服をたくさん購入し、お金を無駄にしていました。
これは、日々気付いていたのですが、自分で働いたお金だから好きに使おう、日々の自分へのご褒美、他人より先に流行の物を持ちたいという欲・見栄などを理由にして、購入していました。

洋服から整理し始めましたが、バッグ、靴、食器、書類と家の中には、たくさんの物があります。
洋服以外も、同じように使いたいものと使わないものに分けて、確認していきました。

物と向き合う


家の中の物は、意識していないと、どんどん増えていきます。
郵便受けには、セールの招待状や近くにできたお店の広告が届きます。
鞄からは、職場で配布された資料の紙の束。
自分の意思と関わらずに物が増えることもあります。

物と向き合い続けたことで、買い物や家に持ち込む物にも、意識をするようになります。

使わないものは、家に持ち込みたくないという気持ちになります。

買い物をする時にも、本当に使うのか、安いから、他人からどう見られるかで判断していないか、勢いで買おうとしていないかと、自分の買い物の悪いパターンでないか、確認します。

洋服は、なるべく季節の初めに計画的に購入し、そのシーズン中、たくさん着るようにします。

自分と向き合う


物と向き合うことは、自分自身と向き合うことだと思います。

お金の使い方、ストレス発散の仕方、物の扱い方、人からの評価で物の価値を決めていたこと。

自分自身に向き合うと、見たくない自分をみることにもなります。
認めたくない部分や見ないでいた方が楽だったりすることもあります。

心のどこかで、この状況は良くないと思っている自分がいます。

行動を起こすかどうか、それも自分次第です。

物と向き合う、自分と向き合う、物を整理するには、エネルギーが必要です。
気づいた時が、はじめ時。
あとは、自分の法則に従って、物と向き合うといいと思います。

それでも、失敗したと思うことがあります。
日々、意識していくことを繰り返し、続けています。


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