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氷山は一部しか見えない。あなたの見えない能力を知るには何が必要?

「氷山の一角」という言葉があります。
海に浮かぶ氷山は実は巨大な氷の塊なのですが、海面上に姿を現しているのはごくごくわずかです。
実に氷山は全体の八分の一ほどしか海の上に現れず、残りの八分の七は海の中に隠れてしまっていると言います。

「氷山の一角」は本来好ましくない物事の一部のみが露呈してしまっている様子を指し、
「今回明らかになった汚職は社内の氷山の一角に過ぎない」などといった使い方をします。
ですが、ここでは応用を効かせてキャリアの考えに落とし込んでみたいと思います。

あなたの能力それ自体を氷山だと考えてみてましょう。
これまでに仕事であげてきた成果。それが見えている氷山の一部です。
・食品メーカーの営業として社内でトップの成績を残した。
・施工会社の営業として新規案件を受注してきた。
・エンジニアとして新たな社内プログラムを手掛けた。
これらは他人から見ても自分から見ても明らかな能力です。

しかし、見えている部分だけを認識しても、それはあなたのキャリアの進歩になかなか結びつきにくいということがお判りいただけるでしょうか。
特にミドルシニアの方に言えることですが、転換期を迎えた現代においてこれまでの職業から大きく舵を切る必要に迫られるということも不思議ではありません。

上であげた例で考えてみましょう。
食品メーカーの営業としてトップの成績をあなたは残しました。
これだけの情報では同じような職でしか成果をあげられないように捉えられても不思議ではありません。
保険の営業になるとどうなるでしょうか。全く分野の違う人事の職に就いたらどうなるでしょうか。
こうした異分野に挑戦した時に自分が能力を発揮できるかを知るには、目には見えない氷山の部分=業務遂行力を知る必要があります。

見えない能力について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

あなたが持つ氷山の全体像を知ることで必ず未来は拓けます。

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