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目の輝きを奪ってしまった話。

保育士をして、2児の母の私だけど、

いつもキラキラ育児をしている訳でもなく…。


最近、
ついうっかり、次男の目の輝きを奪ってしまって失敗したことがあった。


次男「ねぇねぇ、お母さん見て!
コレ可愛くしてみたの😊」


と言って見せてきた次男の手元には…


ゲーム機のSwitch。



その裏には、キャラクターのシールが数枚
貼られていた。



……!!

私は目を疑った。


長男には、なかった行動で、

しかも、剥がすのは難しそうなシールだった。




私「えー…このシール上手く剥がせないかもよ?」



と、
つい、うっかり言ってしまった。



その瞬間、次男の顔が曇る。



その曇り顔を見て、ハッとさせられた。



シールが剥がせなくなって汚れちゃう…とか、
ただの私の勝手な考えであって、
シールを貼ったからって物を大切にしていない訳ではなくて…。

次男は、ただ可愛くしたかっただけで、

可愛くデコれたのが嬉しくて私に見せたかっただけで…


きっと、彼は「わぁ💛可愛くなったね」と
言ってもらえるのを期待して
見せてきた時は、確実に目が輝いていたのだ。


ただ、その現実が私には衝撃的で、

ほんとに、うっかり言ってしまったのだ。


すぐに気付いた私は、

曇り顔の次男を膝に乗せて

「ごめんね。お母さんビックリしちゃって、あんな事言っちゃって。◯◯は、可愛くしたかっただけだもんね…?」と言うと


「うん…」と目に涙を浮かべてた。



あーー、悪いことしたなぁ…と反省。



その後、一応確認してみた


私「ねぇねぇ、学校からのタブレットも可愛くしちゃう??」と、あえて知らないフリしてみる。


次男「しないよ」

私「え?そうなの?どうして?」

次男「学校から借りてるやつだから」


彼なりに、そこらへんの善悪は理解している様子だと分かりホッとした。


次男とも、しっかり仲直りしたけれど、

ついうっかり、子どもの目の輝きを奪わないように
気を付けなきゃなと思った出来事だった。

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