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HSPなのか家庭環境なのか。

私は、きっとHSP気質。

HSPとは…

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)は、感受性が高く、環境刺激に敏感に反応する人々を指します。情報処理が深く、感情や環境変化に強く影響を受ける特性があります。共感力が高く、細部に気づき、洞察力が鋭い。刺激による過負荷を感じやすく、適切なストレス管理と自己ケアが必要です。

             【ネットより引用】

数年前に知った、この言葉。


チェックリストを試してみると、
当てはまっていた。


・小さい頃から泣き虫だった。

・救急車の音が怖かった。【今も苦手】

・みんなの前で自分の意見を言うのが苦手だし、
 なぜか涙が出たりする。
              ……などなど。


でも、一概にHSPとも言えないというか…


育ってきた環境もあるよな…とも思ったりする。



私の母親は厳しかった。

泣いたら怒られる。
なぜか期待され、NOと言えば怒られるから、
母親の意見は絶対だった。


保育士をしていて思うのは、

そりゃぁ、そんな親に育てられたら、
自分の意見を言うのが怖くもなるよな…と。

母親に合わせていれば、平和だったから、
自分の考えや意見なんて、いつも押し殺して
母親の顔色伺いながら、生活していた。


大人になった今でも、
何かあれば怒られる。


そりゃぁ、甘え方も頼り方も分からなくなる。

母親の話に反論したもんなら、倍になって返ってくる。
 

それが面倒くさいから、 
今は適当に聞き流しているけれど、

正直、疲れる。



友人に話すと

「そう思えるのも、お母さんが元気だからだよ」

と言われた。



…確かに、そうかもしれない。



でも現に、

小さい頃から、
期待されてみたり、弱みを見せれば怒られたり、

「一人暮らしをしたい」と言えば
 「あんたなんかできる訳ない」と言われたり、


たくさんの積み重ねで今の私がいるのだ。



母親に限らず、
今までずっと人間関係では、相手に不快な思いをさせないようにと
先回りして考えてしまったり、

私だったら、こう言われたくないからと、
言い方を考えて頭の中でシュミレーションしてから伝えてみたり、


そんな術を、無意識のうちにやっていた。


大人になって自分も母親になった今は、
母親も母親で精一杯だったんだろうな…とも思ったりするけれど、
やっぱり今までの沢山の小さな傷跡は、なかなか治らず留まっている。

だからこそ、HSPも家庭環境も、
紙一重だなと思う。


そんな私だから、自分に全く自信がない。

最近の言葉で言えば、
自己肯定感がない。というのかな。


でも、1つだけ、

これだけは自信を持って言える事がある。





『私は母親と違って相手に寄り添うことが出来る』




そう。

きっと、私は母に

ただ寄り添ってほしかっただけ。

うんうん、分かるよ…と共感してほしかった
だけなんだ。

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