今を生きるあなたに贈るスピリチュアルアロマセラピー

還暦を過ぎた元アロマセラピストがスピリチュアルな視点からも『今を生きる』ヒントになれば…

今を生きるあなたに贈るスピリチュアルアロマセラピー

還暦を過ぎた元アロマセラピストがスピリチュアルな視点からも『今を生きる』ヒントになればと、自身の知識や経験をもとに発信していきます。

最近の記事

こころと植物(ハーブ)と感染症

今年のGWは各地で子供たちの笑顔が溢れ、微笑ましい光景を目にします。円安が止まらないので、お財布事情は厳しいところもあるかも知れませんが…人が人らしくその人生を楽しむ。 その当たり前のことができなかった日々を私たちは経験しました。 すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今、一部のYouTuberの方々が、新しいパンデミックに備えた法の解釈等においての改正が行われようとしていることに警告を発信しています。 確かにその内容の一部には「政府の意見に異を唱える者は言論統制を

    • 今日はひとりごと&少しだけ月桃のお話

      先月、3泊4日で沖縄に行ってきました。 今年の3月は沖縄も思っていたよりも寒かったけど、暑い時期には中々足を運ばないやんばるの大石林山や、再建途中の首里城に行ったり…短い日程ではありましたが充実した旅でした。 私は月桃が好きです。 残念ながら花の時期には早かったのですが、やんばる道の駅で月桃ローションを入手してきました。 月桃は沖縄地方ではサンニン、英名をShell Ginger、そしてハワイ語では ’Awapuhi Luheluhe と言い、ハワイアンキルトのモチーフにも

      • 精油ものがたり ~ラバンサラ~

        今年度のアカデミー賞受賞作品が決まりましたね。 最近は劇場に足を運ぶこともなくなりましたが、昔は映画が好きでよく劇場に足を運んで映画鑑賞を楽しんだものでした。 素晴らしい作品にはいつも主役のわきを固めている名優の存在があります。 今回ご紹介する精油のラバンサラは、そんなわき役の名優といえる精油ではないかと思っています。 ラバンサラはマダガスカル原産の低木の樹木でレユニオン島やモーリシャス島などでも栽培されています。 ラバンサラという名はマダガスカル語の「葉」を意味する「

        • 精油ものがたり~ネロリ~

          私はネロリの香りが大好きです。 その美しい香りを嗅ぐたびに、香りが人を幸せな気分にしてくれることを実感します。 ネロリはビターオレンジの花から抽出されます。 ビターオレンジの木は果実からオレンジ、枝からはプチグレンと3種類のエッセンシャルオイルを抽出することができます。 ここで、精油ではなくエッセンシャルオイルという呼び方をしたのは、オレンジオイルに限っては、圧搾法から抽出されるエッセンスだからです。 ですので、私の「精油ものがたり」ではあまり触れることはないかと思います

          精油ものがたり(番外編)~梅~

          立春が過ぎ、雪が降ったあとの関東地方は駆け足で春がやってきています。 町中を歩けば、梅の花がほころんで春風が甘い梅の香りを運んでいます。 今ではお花見といったら桜が定番ですが、その昔はお花見といえば梅見だったそうです。 梅は日本を代表する民間療法のひとつでもあります。 特に梅干しは夏バテ防止や疲労回復に美肌効果。 また殺菌作用や抗菌作用に優れていることから、夏場の食中毒対策にも欠かせない万能薬です。 鎮痛作用や鎮静作用の効果も期待でき、今の若い世代の人に言ったら笑われそう

          精油ものがたり~イランイラン~

          その昔、イランイランは「貧乏人のジャスミン」といわれていた時がありました。 ですが、イランイランの濃厚で甘く…そして、その甘さの中にほのかに漂うスパイシーな香り…それは「シャネルNo.5」を始め、名だたる高級香水の香料として欠かせない存在となっています。 その香りは濃厚であるがゆえに好みがはっきりと分かれることでしょう。 しかし、それは他のハーブや花の香りとブレンドすることによって素晴らしい香りのハーモニーを引き出してくれるのです。 香りのブレンダーは、オーケストラのマエ

          年が明けて…

          新年を迎え、元旦早々からお正月気分ではいられなくなる事象が続いています。被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。 大きな災害が起こっている現実をみてしまうと、私たちの意識は外の事象に向かいがちになってしまいますが、こういう時こそ自分軸を保ち日常の生活を送ることが大切です。 被災された方のことを思うと、とてもそんな気分になれないと言う方もいらっしゃるでしょう。 ですが、今は私たちひとり一人が地に足をつけた生活を送ることで、結果的には混乱を早く鎮めることにつながるの

          冬至を迎えて~今年を振り返る

          あなたにとって2023年はどんな年でしたか? 私は怪我の功名で大きな学びがあった年でした。 また世間的にも本当に色々あった年でしたね。 国内においては、今も騒がしい政界のことや芸能界のこと…今までタブー視されていたことが、どんどん公になってきています。 これは「風の時代」の象徴的な出来事です。 時代の変わり目には、一度リセットされなくてはならないこともあります。 ですから来年は、さらにたくさんのことが公になることと思います。 それに伴って偽の情報もたくさん出てくるでしょ

          精油ものがたり~ ローレル(月桂樹)~

          月桂樹(ローレル)は古代ギリシャとローマの人々にとって勝利と平和の象徴でした。ラテン語でローレルの学名laurusは「賞賛」を、そしてnobilisは「名高い」「有名な」を意味します。 古代の将軍らは戦闘での勝利をアピールするために、その葉の冠をかぶって凱旋し、また古代ギリシャのオリンピックでは勝利者の栄光を称えるためにローレルの冠が贈られたという歴史があります。 ギリシャ神話によるとローレルはローズマリーと同様に、ギリシャの神アポロンに献上された植物だそうです。 アポロン

          精油ものがたり~ ローレル(月桂樹)~

          植物の霊性について

          植物に魂が宿っていることをご存じですか? そう…植物にもちゃんと魂はあります。 その魂の霊性は非常に高く、密度の高い波動をもっています。 植物は移動せず、この地球(マーザーアース)にグランディングして、地球とともに生きています。彼らは私たち人間に衣・食・住のすべてを与えてくれるばかりか、病への癒しをも与えてくれます。 植物にはネガティブなエネルギーがありません。 森林浴という言葉があるように、植物たちは私たちのネガティブなエネルギーを吸収し、ポジティブなエネルギーを与え

          精油ものがたり~ローズマリー~

          ローズマリーは、和名をマンネンロウ(万年朗)といいます。 諸説ありますが、その香りの強さや常緑樹ということで「永遠の青年」に例えられ、そのような漢字表記にされたといわれています。 私は、この漢字表記はローズマリーの持つクリアでシャープな香りが思考を活性化させる頭脳明晰作用に加え、若返りのハーブとしての評判から、その昔はヘアケアに利用すればグレイヘアを元通りにし、禿頭症をも改善するといわれたことから「永遠の青年」と表記されたのではないかと思っています。 その若返りの効果は、

          秋分に向けて

          敬老の日の三連休の前日に、墨田区の歯医者さんに行ってきました。 自宅からおおよそ1時間半かかります。 もちろん近所にも歯科医院はたくさんあります。 わざわざ出向くのは、ずっと同じ先生に診てもらっている安心感もありますが、一番の理由は、歯の治療を歯というパーツだけで捉えず、からだを形成するうえで、大切な役割を担っていると考えて治療してくれるからです。 ですから、いつも治療の最後は何度も何度も咬み合わせの調整をします。 咬み合わせがちゃんとしていないと、からだのバランスが崩れて他

          香りとダイエット

          9月に入っても相変わらず暑い日が続いています。 気象庁によると、もう3か月近くも夏日が続いているとか…⁉ さすがにカラダに堪えます。 ところで、皆さんは夏太りしていませんか? 私は夏太りしちゃいました。しかも3㎏オーバー(>_<) もっとも、私の場合は3月に骨折をし、怪我したから…暑いから…といっては家事諸々をさぼり、半年近くもダラダラ生活を続けたツケが回ってきちゃった感はあります。 先月下旬から、これはいけないと…毎日体重測定をして、少しずつストレッチやお家ヨガをしてます

          ひとりごと…マウイに思いを寄せる

          私は20代の頃、ハワイに初めて訪れました。 すっかりハワイの虜になった私は、同行した友人と別れ、マウイ島に1週間の一人旅をしたのです。 今から40年近くも前の話です。 当時のマウイ島は本当にローカルな島で、オアフ島を出発するときに現地で手配を請け負ってくれた旅行代理店のお兄さんに「マウイは車がないと何処にも行けないよ」と言われ、ペーパードライバーだった私は、おっかなびっくりに左ハンドルの車を運転し(ペーパーには、右だろうが左ハンドルだろうが関係なかったけど…( ;∀;))いろ

          ジャパン・ブルー「藍(あい)」

          毎日暑いですねぇ(;'∀') 今年は各地のお祭りや花火大会が解禁となり、一気に人波が押し寄せていますね。 昨年、熱中症を体験した私としては、涼しい室内で「皆さん、この暑さの中よく出かけるなぁ…」とニュースを眺めています。 特に浴衣を着た人たちは大丈夫なのだろうか?と、他人事ながらに心配してしまいます。 最近の浴衣は、涼しい化繊素材でできているのでしょうか? 近年、浴衣を着る機会が温泉旅館に限られてしまったおばちゃんには、最近の浴衣事情はよく分からないのですが、昔に比べるとずい

          精油ものがたり~バジル~

          蝉の鳴き声が聞こえ始めました。 いよいよ本格的に夏がスタートします。 (とはいっても、すでに相当暑い日本列島ではありますが…) 夏のハーブの代表格はバジルですね。 私はバジルの香りが好きで毎年育てています。 バジルはハーブでの活用が多いのですが、ちゃんと精油も存在します。 バジルの種類は大変多く、世界中には50~60種あるとされ、古くから薬草として使われてきた歴史があります。バジルという名の由来は、ギリシャ語の「王の」というバシリコスからきているというのが定説ではありますが