岩佐 高志

「人生は 死ぬこと以外 かすり傷」「おもしろき こともなき世を おもしろく」 1983…

岩佐 高志

「人生は 死ぬこと以外 かすり傷」「おもしろき こともなき世を おもしろく」 1983年神戸生まれ神戸育ち。犬派。波乗りにあこがれるも、海より山派。 ベンチャーの新規事業開発と非営利セクターの資金調達(ファンドレイジング)を複業で取り組んでいます。

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    失敗と格闘の毎日をnoteにつづっています。

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失敗が資産になる。(と思いたい)

思い返してみると本当に恥ずかしいが、僕が会社にジョインして、新しいビジネスを作ろうと動き出した時、最初にしたのが「3ヶ月間考えること」だった。 正確に言えば、「3ヶ月間ずっと考えていよう」とは思っていなかったのだが、「1週間に2回、2時間ずつランチをしながらディスカッションの時間を取りましょう。大体2ヶ月ぐらいで新しいビジネスのコンセプトを出しましょう。」と言った時点で勝負が決まっていた。ただ週2回ディスカッションするだけで3ヶ月が過ぎた。全く何も手を動かさず、ただ競合の研

    • 二級市民

      ロボットのスタートアップで一緒に働いていた外国籍の同僚から言われた言葉。 「日本にいる時は、日本語を喋っていても、日本人と同じように振る舞っていても、二級市民(”Second Citizenship”)のように感じるんだ。」 うっすらと感じていた「壁」のようなものを的確に表現されて、いたたまれない気分になった。 後ろめたさのようなものを押し戻すために、じゃあ、ロンドンはどうだ?カナダは?アメリカは?と矢継ぎ早に僕が聞く。 日本以外の、別の国でそれを感じたことはない、と

      • お金の使い方

        思えばサラリーマンだった頃は、お金の使い道が分かっていなかった。 30そこそこの若造に身分不相応な額のお金をもらって、持て余していた。社会人になりたての頃、会社の先輩から言われたのは「シコシコ貯金なんてせずに使え。車を買え。飲みに行け。可愛い女と付き合え。それが人生勉強になる。」だった。 僕はアウディを買い、合コンに行き、銀座に引っ越しをして、オーダーメードのシャツを作った。時間とお金を浪費する自分に吐き気を覚えながらも、使っても使っても勝手に貯まっていくお金を前に、何

        • 自由とオタクと変人と

          僕は灘校という母校が好きだ。有名なだけに、ポジティブネガティブ様々な評判があるけれども、好きだ。自由な学校。飛び出た杭をトントンと均すことをしない。むしろ、飛び出た杭をもっと伸ばす、「個性が引っ張り出される」感覚すらある。 勉強さえしていれば、文句は言われない。校則は一切なく、罪を犯さなければ何でもあり。一種の治外法権みたいなものが存在していた。いじめはほぼ存在しない。変人であることをきっかけにいじめるとすれば、ほぼ全員がいじめの対象となりかねない。皆が皆、自由で変で個性的

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          Never too early to be a mentor.

          最初の投稿から2年も間が空いてしまった。ベンチャーに飛び込んだすぐの1年は、走りながら大企業との違いをunlearnする、ベンチャーとは何かを学ぶ、という感覚が強かった。 ベンチャーの世界に飛び込んで3年目になり、「自分に何ができるのか」を問われていると感じる。どうすれば質の高いアウトプットに落とし込めるか、最近考えていることをさっと書いてみたいと思う。 流されない、プレーを切らない 小さい会社ではちょっとしたミスが命取り。「組織に身を任せれば落とし穴に落ちる」感覚を強く

          Never too early to be a mentor.