新宿駅のホームに列車が滑り込んでくる

今日の現場は電車移動

昼も過ぎた頃で辺りに人はまばら

アナウンス音とともに扉が開いて

荷物に気をつけながら乗り込む

日本人だけかは分からないけど

すぐに車両内の空いた角席を見やってしまう人は僕だけではないはず

ふと振り返ると車両の隅の方で50代くらいの男性と女性が一つの席に向かってショートスプリントしていた

ぶつかり合う身体と漏れる小さな「ウッ」という声

結局男性に軍配が上がり、

女性は「信じらんない！」といった趣旨のことをオジサンを睨みつけながら別の車両に去っていった

歳を取っても負けん気が強くて凄いなと思うのと同時に

もっと別なところでそのエネルギーを発散して欲しいものだと寂しい気持ちになる

そんな報告をしていたらもうすぐ現場の最寄りに着くので、このへんで。