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渡豪するためのビザの選択肢

みなさんこんにちは。いよいよイースターのナショナルズまで2週間を切り、ドのバンドも週末は本番目の”pre nationals contest" "Major works"と名を付けていわゆるお披露目コンサートを開催し本番慣れ、同じ地域にいる他のバンドの演奏を聴いたり、現地に危機に行くことが出来ない家族や友人達に演奏を聴いてもらえる機会となりました。

Twitterに書きましたが、この時期になると店頭にイースターチョコが並びます。ナショナルズにいらした時のお土産に最適ですよ♪

さて今日の本題は

~来豪するためのビザの選択肢~

オーストラリアに入国、滞在するためにはビザが必要になります。バンズマンの方がオーストラリアに来ることを想定し、ビザの種類を紹介していきます。

注意
ビザの申請条件は毎年目まぐるしく変動がありますので、特に将来永住をお考えの方は有料の移民弁護士に相談されることを強くお勧めします。

1.観光ビザ(ETAS)Subclass601

オーストラリア観光、またはナショナルズに参加する場合こちらの観光ビザです。最長3か月まで滞在可能です。語学学校に通うこともできる為、時間がある場合はナショナルズに参加した後に現地の語学学校で英語を勉強してから帰国するのも良いですね。

(注)観光ビザは観光を目的としたビザの為、労働することはできません。ボランティア活動は無給労働のみ参加が許されるようです。ボランティア活動を通して共通の趣味をもつ現地の人達と交流したり、思い出を作るのもいいですね。

補足
Subclass 600 という3か月以上、最長12か月のビザもあります。観光目的で、語学学校へは最長3か月通えるビザです。現地で労働をしなくても生活費が賄えて、ただ現地の生活に浸かってみたい、長期で旅行してみたい(ロードトリップしてラウンドする等)、英語の勉強はシェアハウス、ホームステイや図書館に通ったりで済ませるなどコストを抑えた現地滞在に最適です。労働が出来ないビザですので労働した場合は違反行為の為強制帰国&一定期間再入国できなくなるので注意。

2.ワーキングホリデービザ Subclass 417

18-30歳の方でしたら簡単に取れて仕事もでき、旅行はもちろん、語学学校にも最長4か月間通えるとても便利なビザです。最初のワーホリ中に指定された職業種で季節労働を3か月間(88日)することでセカンドワーホリ(2年目のビザ)が取得できます。使い方としては、高校卒業後、大学生のうちに休学して渡豪、社会人でお仕事をお休みして渡豪、または永住目的で渡豪し、学生ビザ終了後、就労ビザや永住権申請までのつなぎの期間に使える最強のビザです。ここ最近”海外で出稼ぎと話題になっている人達のビザも殆どがワーホリだと思います。オーストラリアの最低賃金は2023年時点21.38ドル/時間だそうで、更にPenalty rateという制度があり、土曜日は給料が1.5倍、日曜、祝日は2倍になるので結構稼げます。

補足
ワーホリビザは30歳までと記載してありますが、31歳になる前日までに申請すれば、申請条件は守られ、入国時に31歳でも問題ないとのことです。

3.学生ビザ Subclass 500

語学学校や大学、または中学高校の留学に必要なビザがこちら。年齢制限がない為、30歳以上のワーホリビザが使えない方で、長期滞在したい方に最適なビザです。学校に通っている期間プラス最後に1か月間ホリデーのビザがつきます。オーストラリアは学生ビザ保持者は2023年6月30日までは時間制限なく就労できますが、7月1日以降は2週間で48時間以内となるそうです。こちらの就労制限も頻繁に変更があることがありますので注意。

注意
学生ビザは、申請費が現在650ドル、更新する場合1度目は650ドルですが2度目以降は追加で700ドルかかります。更に、オーストラリアに何年もいて、学生ビザを何度も更新していると、移民局に学業目的以外(就労目的)とみなされビザが更新されないこともありますので、個人的には学生ビザは最長5年まで申請できますし、滞在したい分だけなるべく長くとってしまった方がいいと思います。(ビザ更新費がかからず、ビザ更新時期前後のストレスもかかりません。)

補足:保護者ビザ Subclass 590


18歳以下のお子さんが学生ビザで渡豪する場合、保護者ビザが出ます。残念ながら就労することは許されていませんが、週に20時間学校に通うことは許されていますので、お子さんが学校に通われている間、ご自身も語学学校で英語の習得に励まれるのも良いと思います。観光ビザと同様、無給労働のボランティア活動は参加できるため、金銭的な余裕さえあれば、現地のコミュニティーに浸かりながら、バンドで演奏しながらお子さんとかけがえのない留学生活を楽しむことができるかと思います。

補足:卒業生ビザ Subclass485

大学を卒業した後に申請できるビザで、勉強、就労ができるビザです。通常18か月のビザですが、2023年7月1日よりコロナ禍での人手不足を解消する為に、医療、IT,教員などの職業を目指し大学で勉強をした留学生に対し18か月以上のビザを出すことになりました。
·       Two years to four years for select Bachelor degrees 
       大学の学位を取った場合2-4年間の卒業生ビザ
·       Three years to five years for select Masters degrees 
       修士号の場合3-5年間の卒業生ビザ
·       Four years to six years for all doctoral qualifications. 
      博士号の場合4-6年間の卒業生ビザ

気になる方はこちらの職業リストをご覧ください。

さいごに

今回はバンズマンの方が渡豪される際にメインとなる3つのビザについてご紹介させていただきました。移民国家のオーストラリアは、なんとビザの種類は100種類以上あるそうですので、移住や長期滞在をお考えの方は冒頭でも申し上げましたが、有料で(無料だと責任感がなく、適当なことを言われ振り回される可能性有)プロの移民弁護士にご相談されることを強く勧めます。それでは、バンズマンの皆さんのオーストラリア生活が充実したものになりますように応援しております🐨🦘♪See ya!!!



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