福引

今日は待ちに待った福引の日。
コツコツ貯めた福引券を握り締めて会場に。

そこにはたくさんの人が並んでいた。
そして並んでいるとカランカランと鈴の音が。

出た、何かが出たとざわざわ。

そして自分の番が来た。
まだ景品は残っている。しかも特賞。これしかない。

お願いしますと福引券を渡す私。

じゃ5回お願いします。

ガラガラのハンドルに手を・・・

1回目、白玉。2回目、白玉。3回目4回目、白玉。

ラスト、全ての運をこの手に込めて。

うおぉ〜(心の声)、ガラガラをさっきの倍の速さ倍の回数回す。

ピタぁ

さぁ出るぞ・・・あれ出ない。

すいません、回しすぎると出ないのでゆっくり回して貰えますか。

うわぁ恥ずかしい〜、すいません。

ゆっくり一回転して

ぽとぉ、青玉。

うわぁ、青だ。まさかの青だ。
カランカラン

やった〜なんだろう。

は〜い、このお店だ使える10%引きクーポンです。
・・・

ポケットティッシュ4個とクーポンを受け取り帰る私の背中はどんなに曲がっているのだろうか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?