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1)海外で日本人が好かれない理由

こんにちは。よくネットで反日ムードが話題になりますが、真偽はともかくとして、自分が外国生活で気になった日本人の欠点について解説したいと思います。

近年はアメリカの毒々しいSNSの世論操作のせいで、狂信的な愛国が流行ってますが、民主主義において重要なのは、正確な批判だと思っていますので、あえて書きます。ファシスト『愛国者』はそういうのを弾圧しようとするので、彼らは民主主義者じゃないのです。その点では、今のアメリカは民主主義ではありません。

改善は批判から生まれるので、それを揉み消そうとするファシズムは常に敗北する運命です。歴史が証明していますから。

では、さっそく本題にかかりましょう。

【1】日本人は愛想がない

… おそらく、これが一番、致命的だと思います。海外滞在15年の中で、ハタから日本人を見かける事は何度もありましたが、ほぼ全員が現地の人と溶け込めてなく、自分からも話しかけない、待ってるだけの人が圧倒的です。

外国のゲストハウス/ホステルでは、いろんな人が泊まっていて、知らない同士が話し合うのは普通ですが、日本人はほぼ100%、待ち状態どころか、誰かに親切にされたりしても、その後、フォローの一言もかけなかったり、無視してたりするから、他人から見れば、「なんだ、コイツは? マトモな礼儀もないのか?」と思われるのが関の山です。

正直、失礼だと思います。他人の小さいな気遣いを土足で踏みつけてるようなものです。 昔の日本人はそういった相手を大事にするように教えていたのに、現実はロクに挨拶もお礼もしない日本人がほとんどです。日本に帰国してから、この有様に正直、閉口します。

今の日本人の感覚からしたら、それが当たり前かもしれませんが、この態度は100%、マイナスにしかならないと、海外経験15年の私があえて言います。親切にしてくれたり、話しかけてくれてる相手を無下にしたり、気分を悪くさせる対応をする事の愚かさを理解してない。しかも、自分からは絶対に相手にアプローチしない。これって最低の性格じゃないですか?

こういう人は、みんなのムードをしけさせるので、パーティーには呼ばれないタイプになる。まさに、Party pooper ってヤツです。

自分が損するだけですよ。ハミゴにされたり、無視されたり、イジメられたりするのも、自分で原因作ってるとは思いませんか?

そういう意味では、こういった日本人はサバイバル能力に欠けている。つまり、生物学的に順応性が低いとも言えます。それが国際社会に日本人が進出できない最大の理由と、あえて言います。「日本人に世話焼いても気分悪くなるだけだ」と思われると、こっちも迷惑するんです。海外で外国人が自分に対して態度が悪化するので、「そんなの、俺の勝手だろ」では済みません。その積み重ねが日本人のイメージを損なってますし、現にタイ政府は日本人の入国条件を厳しく制限してますから。

日本人はこういう所で変に自信過剰ですが、現実は皆が思うほど、日本人は良い性格ではありません。知らない他人が話しかけたら悪人と決めつけるのか、外国でも日本でも、相手に対して仏頂面でクソみたいに振る舞う日本人は正直、おかしいどころか、人生をだいぶ損してると思います

(2に続く)

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