人脈を築くには

 仕事において大事なことのひとつとして「人脈」だと考えている。人脈が幅広く多ければ仕事がより充実したものになると思う。

 しかし、会社に所属していると本当の自分の実力を評価してくれているのか、それとも会社の名前や役職などの肩書きが上位職なので付き合ってくれているのか、実のところよくわからなくなってしまう。

 有名な会社に所属していたり、役職者だったりすると相手に必要以上に「ヨイショ」と持ち上げられ気持ちよくなってしまい勘違いしてしまう。

 自分の立場を利用した度を過ぎた要求を行なっていると、その場は従ってくれるかもしれないが、面従腹背に過ぎず相手は面倒だと思うだけだ。

 このようなTaker(搾取する人)とは仕事はしたくないと私は考えている。

 利己のみを追求するとその時の受注や利益は得られるかもしれないが、長期的には周りの協力を得ることが難しくなってしまう。

 そのような形のものは知っている人に過ぎず人脈でもなんでもない。

 仕事のやり取りだけであっても、自分自身が相手に何ができるのか、また相手から何をして貰えるのか。損得はあるにしても「この人と長く仕事をしたい。」と思って貰えることが大事だと考えている。

 心理学の観点から見てもGiver(与える人)となることで達成していくものと考えている。

 Giverとはただただ与えるだけでなく、相互利益をもたらすようなものを与えると捉えると良いのではないだろうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?