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図書館通い

ここ最近は2日に一回くらいのペースで図書館に通っていた。
ハイペースで行っても、前はなかった本が戻ってきているので選ぶのが楽しい。

SNSを見ないようにして、勉強もまあ9月からでいいかと思っていたので本を読み漁っていた。大好きで尊敬する群ようことか、よしもとばななとか、山崎ナオコーラ。

群ようこは『母のはなし』が一番好き、あとは『ぎっちょんちょん』もおもしろい。他のシリーズも、スケールは小さくても細かい描写や豊かな表現で全然飽きない。服について書いている本は、服のここがどうだって書くのは難しいのにそれを書けているのがすごいと思う。

よしもとばななは『下北沢について』が好き。山崎ナオコーラは文章がユニークで好き。『可愛い世の中』を最近読んだ。

小さいころから本が好きで、両親はよく図書館に連れていってくれたり本をたくさん買ってくれたりした。読みたい本は全部読ませてくれた両親には感謝している。引っ越しのときにほとんど売ってしまったのだけど、前の家の子供部屋には絵本も小説も漫画もたくさんあった。私も子供が出来たら本はたくさん読ませてあげたい。母が私の名前と同じ主人公の女の子が出てくる絵本を買ってきてくれたのがすごく嬉しかった。

札幌に家族で遊びに行って本を買ってもらい、帰りの車で1冊まるまる読んでしまったら父に「読むのが早すぎる」と怒られたこともあった。我慢できなかったんだもん。

中学のとき、クラスの男の子と本を貸し借りしていた。互いに読まないジャンルを持っているから楽しかった。たまに「次、○○持ってきて」とメールが来るので次の日持っていって代わりにおすすめを貸してもらうというのを繰り返していた。中学校の図書館はマンモス校のわりに規模が小さかったので全く行かなかった。高校の図書館も全く息をしておらず、書道部の荷物置き場に化していたので行かなかった。

彼と会う日はたまに本屋に行く。一緒に入るけれどお互い違う通路をプラプラして、しばらくしたらまた合流して帰る。2人で新宿に行っても、下北沢に行っても、経堂に行っても、お台場に行ってもなぜか必ず本屋に寄る。本屋に呼ばれているのか、呼び寄せているのか。

これから引っ越すがあれば近くに図書館か本屋がある場所がいいなと思う。歩いて行ける距離にあるとありがたい。

ちょろい女子大生の川添理来です。