ホストにはまりかけ女子大生の煩悩

もうそろそろ寝ようかなと思っていた昨日の夜12時過ぎ。
友達と携帯をいじりながら「食堂のご飯油っぽいよね……」と話していた。

すると突然のB氏からの電話。
とびあがる私、うろたえる友達、シューシューと小さな音をたてる加湿器。

寝るところでしたけれども

うわうわ言いながらとりあえず廊下に出て応答ボタンを押す。

「あ、起きてた?寝るところじゃなかった?」

久しぶりに声を聞いたので、ああ彼の声はこんな感じだったかと思う。寝るところだったけどいいや。ここで発動するのが私のちょろさと緊張しやすい性格で、ところどころ敬語で返してしまう。

メッセージはほとんど毎日やりとりしてるから特に言うことなんてないんだけど、なんかもう、電話ってね……!ずるいよね……!キィー!

チャージしたい

「半年ってやっぱり長いよねえ」と言う彼に「あ、うん…はい」と返すと「なんで敬語なの~理来ちゃんどうしたの~」と返してくる。
どうしたもこうもねえよ~~!!と言いたいけれど「緊張しているから」とごまかす。これは誤魔化しになっているのか??

あっちは営業終了後でだいぶ酔っぱらっていて、前に電話したときよりも饒舌だった。話し方もかわいい感じ。そして。

「早く会ってチャージしたいよ~~」

ひょ???ちゃちゃちゃーじ?
なに?お金を?それともプリチーな私を??

当たっているからやめてくれ~

電話するの久しぶりだよねという話になり、B氏が「もっと電話したくないの?」と聞いてきた。ドキ!ドギマギ!最近読んだ漫画はマギ!

B氏がその対象になるかは別として、元カレに指摘されたように甘えたいと思うときになぜか理性が働いてしまう。甘えたらめんどくさいと思われるのでは?とか考えてしまう。でも私、決めたんですよ!次付き合う人にはベタベタに甘えてやろうと!!

だから言いました!「もっと電話したいよ~」と!

これは進歩よ、YOYO!

するとなぜかそれをわかっているのかB氏が
「理来ちゃん、そういうの溜め込んじゃうタイプでしょ?」と……。

当たっている~~おそろし~やめてくんなまし~~。
でも、もしかして。まさかB氏これ読んでるの?読んでるならいっそのこと教えてくれ~~!

その後、これからはもっと電話しようねみたいなことになり、私のちょろさはさらにレベルアップしたのである。うぐぐぐ。

てかさー、いきなり電話してくるってずるくない??ぷんすか!

ちょろい女子大生の川添理来です。