おにぎりです。

先日、ワシントン州で人間の遺体の堆肥化を認める州法が成立したそうです。
https://www.bbc.com/japanese/48361574

このニュースに町内で一番喜んだのは私に違いないと思っています。

規模ちいさいな。

米粒のくせに子供の頃から死んだら堆肥になりたいと決めていたわたしにとっては、
大変喜ばしいニュースでした。もともと墓地に埋葬されることに違和感を持っていたうえ、
数年前に亡くなった祖母が火葬されていく様子を見て、大変なショックを受けました。
それから火葬は絶対に避けたいと強く思うようになったのですが、
いかんせん日本では土葬はめんどくさい。違法ではないようですが、埋葬できる場所が非常に限られてしまうようで。

詰んだ。

国土が小さいからでしょうか。この堆肥化を推進すれば、山林の多い日本にとってメリットしかないのではと思うのですがどうなのでしょう。

そのほか、「マッシュルーム・スーツ」と呼ばれるものもありまして。特殊なきのこや微生物が組み込まれている埋葬用スーツをまとわせ埋葬することで、遺体の分解を助けるというもの。環境に有害な物質を無害化できるそうです。

もうリコンポーズ（堆肥化する会社）の株を買いたい。
（米・Recomposeは公益会社のようです。残念）
代替肉のビヨンドミートくらい挙動が気になる会社です。

堆肥化できるということは、それで作物も育つということで。堆肥化した土で大豆でも育てて代替肉に加工すればあっという間にやんわりカニバリズム循環システムの完成です。

ディストピア系SF映画みたいですね。でも近しい未来の話のようにも感じます。

ゼノギアスのソイレントシステムを思い出しました。

関係ないですが（本当にないのか）、完全栄養代替食として売り出されたソイレントっていうのがありました。何が配合されているんでしょうか。というかそのネーミングセンスよ。

どうも知らぬ間にきな臭い世の中に馴染んでゆくわたしたちです。