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#081 「否定しない」で変わる人間関係とは?

おはようございます。

「毎日1%のUpdate Myself」として
わたしの最近の学びを
アウトプットしていこうと思います。

今回のテーマは
「否定しないコミュニケーション」です。

みなさんは、
「褒める」「肯定する」ことが大切だと
聞いたことはありませんか?

子育てにおいては
その子の「自己肯定感」を高めたり
ビジネスにおいては
人間関係を円滑にして仕事をスムーズに行えたり。
その効果はいろんなところで発信されていて
みなんさんも耳にしたり目にしたことがあると思います!

でも実際の職場では、
まあ難しい。

子どもたちが相手ならなんとなくいけますが
大人に褒めるって
かなり難易度が高いんですよね。

わたしもリクルーターをしていて
学生さんや新卒の方と話す機会が
たくさんあるのですが、
なかなか難しいです。

「褒める」ことが大切と
本人たちも知っているため
下手に褒めると
「あ、なんか企んでるな」と
思ったりするようです。難しい。。。

そこで出会ったこちらの一冊。

「否定しない習慣」林健太郎著

なるほど!と思うことばかり。

新人教育をしていると
褒めるだけではダメですよね。
時には叱ること、注意することも必要。

そんな中でその人たちの成長を考えながら
できることが「否定しないこと」です。

林さんは本の中で、
否定しないことというのは以下のように定義されていました。

・相手の話を聞かない、話を奪う
・ミスをしたら失敗を責める
・相手の意見や考えを頭から否定する
・相手の相談に真剣に向き合わない

これら全ては相手を「否定する」ことにつながります。

ベテラン先生と新人先生のやりとりを思い出しました。
ここでは内容は割愛しますが、
ベテラン先生に一方的に注意されているような状況でした。

結局その先生は翌年度は退職され、
今は違う現場で働かれています。

ベテラン先生も悪いわけではありません。
子どもたちの安全のこと、
保護者との信頼関係のこと、
先生たちのスキルアップのこと。
いろんな考えがあってのその指導でした。

でも新人先生にとっては
自分を受け入れてもらえない職場なんだと
自分の居場所がないように感じたそうです。

とても難しい問題ですよね。

何が正解かはわかりませんが、
あの時もっと新人先生の話を聞いてあげられていたら
現状は少し違ったのかな?とも思うのです。

リクルーターをやっていて、気づきます。

採用している先生たちは
子どもたちのことを思っていること
保育者という仕事に責任を持っていること
わたしたちの企業を好きでいてくれいること。

だからわたしたちは採用しています。

それなら入職後には、
その先生たちを信じてあげなくてはと気づいたのです。

間違いもあります、失敗もあります。
でもその結果論だけに目をやるのではなく、
話し合いながら
その結果に至るまでの過程を見直し、
次に起こらないようにしなければならない。

自ら考えて動ける先生を育てるために
管理職の先生がしなければいけないことが
少しだけ見えた気がします。

今日は朝から少し熱くなってしまいました。
「否定しない」ことを意識して
より良い人間関係を築いていきたいなというお話でした。

今日も素敵な一日を。

Natsumi

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