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若さと自由:FIREとノマドワーカー

最近はFIREして海外移住したという人の情報を見る事が多い


それと同時に、フリーランスでノマドワークしつつ、生活費を抑えながら世界中を旅しているという人の情報もよく見る



この2つライフスタイルって、”一見”とても似てる感じがするけど、大きく違う所があるなと、ふと思った



それは年齢層と家族構成


世界中を旅しながら、ノマドワークしている人の多くは、年齢が比較的若く、単身もしくは夫婦という感じ


FIRE、もしくはサイドFIREして海外移住している人の多くは、子供もいる人も多くて、1か所である程度の期間定住するというスタイルをとっている30代から40代くらいの人たちが多いかなという感じ


そもそもノマドワークの人と、FIREしている人を比べること自体違うとは思うんだけど、「自由な生活を送っている」という点では同じで、すごく似たようなライフスタイルを送っているなと思う



しかし、ノマドワークしつつ、世界中を旅している人達って素敵だなと思う反面、40代半ばの自分はものすごく現実的な事ばかり考えてしまう


おそらくノマドワークしている人のほとんどは、日本の住所は親の住んでいる家(実家)にしていると思う


そして自分が20代だったら、親もまだ50代とか60代とかで元気で働いていると思うし、海外生活を終えて無職になっても、実家にひとまず帰れば…なんてことも考えられると思う


ノマドワークの人たちがどれほど稼げているかはわからないけど、できるだけ物価の安い国を渡り歩けば、ものすごく稼いでいなくても日々自由に楽しく暮らせてるんだろう

20代、30代前半くらいだったら、日々の暮らし分+ちょっと貯金くらい稼げて、そして世界中を旅できるなら、それはそれでとても素敵なライフスタイルだし、自分も若かったら絶対やってみたかった


お金よりも何よりも、様々な体験・経験が世界中でできる自由な生活なんて、素敵以外のナニモノでもない



でもそれはあくまでも若いからできているんじゃないかな…と思ってしまう所もあって、いずれはある程度資産を持っていた方がよいだろうし、子供がいたら定住して教育を受けさせる必要が出てくるかもしれないし、実家はなくなり親に頼るのは無理になってくる可能性もある


そう考えると、ノマドワークで世界中を旅できるのは、若いうちじゃないとなかなか難しいのかなと、勝手に大きなお世話という感じの事を考えてしまった



で、結局何が言いたいのかというと、やっぱりその時その時にしかできない事ってあるなと言う事



「いつの日か世界中を旅したい!でも今は無理だから10年後には必ず!」
なーんて思っていても、年を取ってくると、周りの環境も変わるし、自分の体力気力、考え方も変わる


「こうなりたい、こうしたい」と思っているだけでいつまでも実行しないと、年だけを取ってしまい、気がついた時には大きく自分を取り巻く環境が変化している可能性は高い


若い時っていつまでも自分は若くいられる、健康でいられる、困ったら実家があると思いがちで、目先の事に忙しく先々の事なんて考える事はあまりないけど、40歳くらになると現実的な事が頭をよぎるようになる

でも、だからと言って先々の備えにばかり気を取られ、やりたい事に挑戦しないのもなんか違う


今、何を捨てて、何に備えて、何に挑戦するか

正解なんてないから、自分ですべて決定するしかなくて、やりたい!やれるかも!と思った時には、やっぱりやりたい事はやるしかないんだろうなというのが自分なりの結論



不安定な事に挑戦するのってなかなか難しいけど、不安定な事だったら尚更取り返しのつくできるだけ若い時の方がよくて、自分はもう40半ばだけど、それでもまだ今が一番若いわけで…


頭の中で妄想しているだけじゃダメだなと…改めて最近思ったという話

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