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24年2月に読んだ本の一言感想メモ

◆24年1月はコチラ

・『メタバース革命』動く城のフィオ★★★☆☆

世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット(Vket)」創設者でHIKKY社のCVOでもある著者。何年も前から僕は興味津々なんですけど、今年こそいい加減ヘッドセット買ってVRデビューしたいなー。

・『最後はなぜかうまくいくイタリア人』宮嶋勲★★★★☆

勤勉な日本人と、ルーズなイタリア人。まるっきり対照的な国民性だが、一見めちゃくちゃなようで彼らなりにいちおう筋が通っているし、なんなら今の閉塞感のある日本が立ち直るカギなのではと考えさせられる一冊。

・『私は元気です』後藤邑子★★★☆☆

ゴトゥーザ様の愛称で親しまれている人気声優さん。お元気そうな印象でしたが、命に関わるほどの重病を2度も体験されていたとは驚き。あと文章が上手く、とても頭がいい方なんだなと思いました。

・『悪党』伊藤喜之★★★☆☆

ドバイに逃亡中のガーシー氏への密着取材。彼の取り巻きたちも特異な経歴を持つツワモノ揃いで、さながら水滸伝のようだ。にしてもここまで綿密に調べ上げた著者もすごい。これぞジャーナリズムの鑑だなぁと感心。

・『「ない仕事」の作り方』みうらじゅん★★★☆☆

「ゆるキャラ」「マイブーム」といったトレンドワードを世に広めたサブカルの帝王が成功の秘密を語る。本書の至る所に創作のヒントがちりばめられており、端くれとは言えクリエイターの僕は大いに啓発されました。

・『NFT・メタバース・DAOで稼ぐ!』加納敏彦★★☆☆☆

Web3の入門書はごまんとあるが、もう一歩進んで実際に手を動かすきっかけを与えてくれている点は高く評価できる。ただまあ、現状のNFTアートの魅力がさっぱりわからないので僕はやらないかな。

・『がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方』関本剛★★★★☆

緩和ケアの名医が43歳の若さで自身もがんになってしまう。残り2年の余命宣告を受け、自分のことで精一杯だろうに家族や患者さんを真摯に思いやり、高潔な人間性が文章からあふれている。世の中は不条理やね…。

・『なぜ、いま思考力が必要なのか?』池上彰★★☆☆☆

昨今のフェイクニュースや陰謀論の氾濫を深く憂慮した本。でもおそらく原因と結果が逆で、真実を知ったところで無意味なほど格差が広がり、社会のひずみが受容限度を超えたから今のカオスになってるんだと思う。

《今月の私的トップ3》


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