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5歳と2歳の二人で、お好み焼きを作る

長男は2歳くらいの時から何でも一人でやりたがりました。親に手伝ってもらうのが嫌で、そして親のやっている事と同じことをしたがりました。トイレもそうです。

何でも一人でやりたがる頃

2歳の時、ある日突然、一方的に宣言されました。オムツいらない!と。そしてトイレも自分一人で行くようになって、心配で覗いたら、一人でできるからあっちにいってくれと。

最初は心配の連続


もちろん、最初から上手くはいきません。何回も何回も失敗を繰り返していました。そして母親が料理してる後ろすがたを見て、自分もやってみたいと。最初は刃がついていない子供用の包丁で野菜を切ったり炒め物を混ぜたりして手伝っていました。

料理に挑戦


そのうち、刃のついた本当の包丁を使い出し、材料も冷蔵庫から自分で選んでだしてきて、味付けまで自分でやるようになりました。出来上がりの見た目は、たしかに美味しそうには見えませんでしたが、そんなの関係ないみたいですね。自分でできた事が一番のご馳走のようです。

そんな長男は5歳の頃には自分が食べたいものは自分で料理して食べるようになりました。ベーコンを冷蔵庫から出してきて、フライパンで軽く炒めて、最後には塩胡椒で味付けです。目玉焼きも焼き具合を見ながら、ちゃんと蓋をして火力を調整し、そして塩胡椒をふって火を止めて蓋をして蒸らして完成です。

そんな長男、お好み焼きを作るのも大好きなメニューの一つです。キャベツを切って、山芋をすって、卵を入れて粉を混ぜます。そんな長男のすがたを見てた2歳の妹、とうとう一緒に作ると言い出しました。包丁を使うどころか、まだゆで卵も一人で剥かなかった時です。

妹も2歳で料理に挑戦

でも、どうしても手伝いたいと言うので、卵を割って入れて混ぜる役目を長男から譲ってもらいました。もちろん、生卵をわるのは初体験です。

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まずは、生卵を落とさないように持つことから始めます。でも予想通り、最初の1個は手を滑らせて下に落としてしまいました。それがよほど悔しかったのか、2回目は慎重に慎重に手に持ちます。そして、いよいよ殻を割るのですが・・・

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料理の先生気取り

よこで、その様子を横で見守ってる長男はまるで教官です。何かするたびに細かな注意が妹に飛びます。そして慎重に慎重に卵を割る事に成功すると、教官はちゃんと殻が入っていないかどうかチェックします。

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口は出すけど手は出さず

もちろん、彼らが料理してる時は目は離せません。自分たちでやった方が早いのはわかっていますが、やりたいと言う事をさせています。その過程で何かわからない事やできない事があったら、口は出しますが手は出しません。

食器が手の届かないところにあれば、取ってあげるのではなく椅子を持ってきて、そこに登っても届かない?届かないなら取ってあげるから、まずは椅子に登ってみたら?とアドバイスします。

そんな長男も今では小学校3年生。毎朝の食事は自分で作って学校の用意をして出かけます。学校から帰ってきたら、お腹がすいたので何かおやつになるような物を探して、なければ冷蔵庫をあけて何か作って食べています。そして末っ子・・・

彼なりのペースで

お兄ちゃん、お姉ちゃんが料理を始めてたような年齢をとっくに超えていますが、手伝うどころか、まだまだ甘えたさんで、まさしく末っ子といった感じです。でも、それはそれでいいかなと。成長は子供によってペースが違うので、甘えたい時期ならそれでいいかと。いずれ自分で何かをやり出す時がくると思います。

そんな甘えたの末っ子、お兄ちゃんもお姉ちゃんも、可愛い可愛いと言って、毎日抱きついています。

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