子供の課題 親の課題 お小遣いシステム
子供の問題とむきあう時、
親だからといって上だという立場が得られたり尊敬される
そんな時代ではなくなってしまいました。
今の子供たちはとても自由で、ただ生意気だった昔の子供とは違います。
いろんな情報や考え方に触れる機会も多いし、意外とシニカルに世の中や大人をみているなーと思うのです。
ひろゆきさんの真似「それってあなたの感想ですよね」が流行ったように。
子供達の思うように決して親が上ではないのだけど、ただ自分の考えのみが良いと固執するのは考えもの。
特に発達に凸凹があるとかたよりがちです。
その辺のことをうまく伝えたり、経験してもらい、自分の力で試したいと思ってもらうには、小さな成功体験が必要です。
そして自分勝手な行動にはペナルティーがあることも身を持って知ってもらいたい。
かつ、どんなこともやり直しがきく事も。
シンプルにわかりやすく世の中のルールを教えるためにもうちは早くから、お小遣いシステムをとっていました。
お小遣いとしては少し多めの金額を、毎週週給で渡します。
ゲームの課金も、ほしいものも、これを使って貯めて買うことができます。
幼い頃は高めのガチャガチャも、これで貯めてさせていました。
そして、人へのプレゼントも、何かあった時の弁償費用もここから払わせる。
そういうルールにしていました。
罰金とか払うと大人だって悔しいものです。
でもそれがなければ、ついつい守らない、それも事実だと思うからです。
払ってもらった弁償代は、小学校の頃先生におちょくられて割ってしまったガラスの費用を半額。
(半額は私が出しました。なんで払うのこっちなの?とは思いましたが、すっごいいい勉強になったと思います)
スマホをそっくりなくした時。
自転車のかごにいれて走ってたとかだったと思います。
痛い思いをすると、同じことをしないようにと自分でブレーキがかかります。
そのお金があれば、好きなゲームに課金したり、いろんな事ができたのに。
と思ってもらうためです。
子供にとっては、自分で弁償させることで、自然と反省もできるし親の機嫌をみなくなるという効果があります。
何かを買って欲しい時、拗ねたり、怒ったり、ダダをこねたりすることありませんか?
機嫌悪いと、ついアレいる? これいる?と聞いてしまうこともあると思うのです。
そういうのも一掃できるのです。
約束は1週間毎日良い態度で過ごすこと。
学校などへ行きたくないとしても、約束のやることはやり、良い態度で暮らす。
そうすればお金の自由は得られます。
なかなか思うようには使えなかったですが、それも一つの勉強です。
こんな感じのことを学べたと思います。
自分で責任を取れると言うことを学ぶと、考えるようになります。
どんな時も親から信頼され、愛されている。
失敗したとしても、信頼は回復できると言うことも。
あ、お小遣いをこの生活態度では渡せないよ!と伝えることはあっても、後から信頼を回復したときに遡ってあげていました。
年齢に合わせて、お付き合いする人ができたタイミングでプラスしたりも。
参考になればと思います。
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