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「適性」は、いつの間にかなぞっているもの

今日、とある場所で幼少期からの半生を振り返って説明した。

そこで気づいたことがいろいろある。私はこれまで「ミュージシャンを目指して挫折した人」と自分をとらえていたが、どちらかというと、「人と話すのが好き」というのが本来のキャラクターのようだった。

自分ではそれほど意識していなかったけれど、それによっていつの間にか教員免許を取り、いろいろな学校で英語の授業をするようになった。今は病気のために仕事を辞めたので、復帰のために療養中である…..とはいえ、学校というのは非常にハードな職場だ。どんな形で復帰することになるやら。


思うに、大学生の途中とか、あるいは18歳の前後にいきなり「なりたい自分」「やりたいこと」を確立しようとしても、うまくいかないんじゃないかと思う。特に就職活動の場面において、いきなり自分のキャラクターを振り返ってみても、それと求人情報がうまくマッチしないことも多い。実際、テレビをつけると、どの時間帯にも転職関係のCMが流れている。

「自分はどんな人間か」というのは、生きていく上で非常に大きなテーマだし、単に就職だけを左右するものではない。しかし、だからこそ、それを自覚して他人に言えるようになるまでにはいろいろな経験が必要だ。


面談を終えて、自分を振り返れて、何より自分がどういう人間なのかを他人に言えるほどにまで回復していて良かったと思う。

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