責任・責任感とは

みなさんこんにちは。
Vライバー事務所Li:startリスタートクランBの虹花にじか彩希さきです。
普段はライブ配信アプリIRIAMイリアムで配信しています。
いつも日曜の10:00ごろからお昼過ぎまでやっています。

今日は大人でも上手く説明できない責任について最近感じたことをお話します。

責任とは

後に起きうること、または既に起きたことの原因が、行為者にあると考えられる場合に、その行為自体や行為の結果に関して、対処する任務や義務である。特にビジネスにおいて、責任を負う(役割に就く)者を責任者という。

ウィキペディアフリー百科事典より

ざっくり仕事や自分で行動するときに、
何かアクシデントが起きたらとるものだと思っていました。
私は何かを決めたり指示する立場でもないただの社員ですし、
始末書も当時は課長が書いてくれていたみたいでしたので、責任感というものに自覚がなかったんですよね。
ただミスはしないようにと思いながらなんとなく毎日を過ごしていました。

今の上司と会話で気づいた

そんな私はここ数年、様々な職場でお世話になりました。
組版で専門書を作る仕事、コンビニのサラダやお弁当を盛り付けする仕事、
デザイン会社(そこの人たちがいうには広告代理店)のアシスタント…
そして現在タオルや服にプリントする版をデータで作る仕事。

当時は若さゆえに至らない点も多く、たくさんのお叱りやご指導をいただくこともありました。この人はなんで当たりが強いんだろうと思ったり、少人数の職場にいたときは業務がうまくこなせず怒られまくり「先輩の期待に応えられない私って何かしらの障害でもあるのでは?」と地域の発達障害センターに相談に行ったことも。
当時も言われましたが生い立ちも初めに選んだ仕事も特殊だったのと、
ただその人との相性が悪かった(相手が私に求めている理想が高すぎた)だけでした。

相手が話しているときはできるだけ相手の顔を見てうなずく。
ひとつでも不安要素があれば確認する。
「つまりこういうことであってますよね」と指示を復唱する。
これは当時厳しく注意されたときの名残りで、ミスをしないように、
聞き漏らすことがないように定着したんだと思います。
社会人では当たり前の所作だと言われてしまうととても胸が痛いのですが、
20歳から働き始めて6年ほどでやっとものにできました。
今思えば、どんな仕事をする上でも大切なことを教えていただいたんだと、かなり時差がありますが自分の中に落とし込めたなと感じています。
辛い思い出も今では感謝ですね。ありがとうございます。

先日上司と昼休み中、ご飯を食べながら私のポジションにいた歴代の前任者についてのお話を聞きました。
元アニメーターでDTPの業務ができなくて号泣した挙句2日で辞めた人。
自分の間違いを認めず指摘されるとモノに当たったりして不機嫌になる人。話を聞いてるのか聞いていないのかわからない反応の薄い人。
思わず笑ってしまうほど本当にいろんな人がいらっしゃったみたいです。
職人気質であまり喋らない人、リアクションが分かりづらい人はDTP職には多いのかもしれません。めちゃくちゃ失礼ですけどね。営業職や経営者から見るとそう感じてしまうのかもしれません。
そんな人たちを見てきた上司からすると、なんでもオープンに話してしまう私はとても珍しかったみたいです。
そのときに「私は責任感がある行動をとれていますか?」と尋ねました。
不思議がられましたが、上司からはとても責任感を感じるしよく人を見ている。今までの人と比べて格段に誤字もないし助かっていると言っていただきました。
そのときに私は胸のつかえがすごくとれました。
これまでのトラウマからまたひとつ解放されたんだと思います。

自分事と思って選べるかどうか

間違いを指摘されたとき素直にごめんなさいが言えるかどうか。
「これは私の担当!」という意識があるかどうか。
「私が決めたんだから」という視点を持ち、躓いたときには感情的にならず今後どうしようかとポジティブに考えられるかどうか。

責任にはこんな要素があるのではないかと私は思いました。
向き合うことと似ているような気もします。
責任感のない人は、全てが流れ作業でそもそもミスに気づきません。
指摘されても焦りもせず謝れないんだと思います。
できるだけプライドはない方が素直に行動できますね。
柔軟に様々な角度から物事を見られるように心がけたいです。

東京で暮らしていたときの私と比べて、今の私は格段に成長したなと感じました。
仕事に限った話ではなく、これから迫られるであろう人生の選択も「自分が決めたことだからこれでいいんだ」と自信を持っていけそうです。
この覚悟というか感覚が責任感というものなんでしょうね。


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