学校へ行くかどうかは幸せとは無関係である

子供をできるだけ良い教育を受けさせて、幸せになって欲しいと考えるかもしれません。

私も親から平均以上の教育を受けさせてもらい、大学院まで行くくらいまで勉強を続けていました。成績も良く、上場企業に就職するという昭和の時代に人気のあった人生経験を30代前半までは過ごすことができました。

実際に勉強をすることで、世の中のしくみのようなものにたどり着くことができたかもしれませんが、大学院で習ったことがそのまま役に立つということはありません。

私の場合には、好奇心が強いという特徴が子供のころからあり、たまたま理科から化学へと知識を深めていったところ、科学者になるというところまで行きついたというだけなのです。

楽しめることをするのが一番

子供が健全に成長するためには、学校という存在はきっかけでしかないと知ってください。

学校に行きたくない時に、無理に行ったとしても得られるものは我慢して親を喜ばせられるという経験が主なものとなるでしょう。

子供が学校に行きたくないというのであれば、「何をしたいのか」を子供と一緒に探すのが親の役目だと感じます。

その時の選ぶポイントは、20年後にどれだけの収入が得られそうかと考えるのではなく、「子供が楽しそうにやること。」という視点で見てあげることが大切です。

昭和の時代に学校教育を受けている方は

・いかに安定して生活するか
・継続しなくてはならない
・世の中のためになることをやらなければならない

このようなものが無意識に刷り込まれています。

ただ、今の世の中をみて20年前にこれほど世の中が変わっていると予想していた大人はほとんどいなかったのです。

未来の予想は誰にもできないのであれば、大人の常識で良さそうな道へ進むように無理強いしてはいけないのです。

勉強が好きな子は自然に頭が良くなります。運動できる子はスポーツとなると眠るまで動き続けるでしょう。

このような楽しいの積み重ねが、最終的に子供が成長して大人になったときに役に立つものなのです。

まとめ

今回は学校に行きたくない親の考え方について私の考えをお伝えしました。

1週間後の未来も読めない私たち人間は、どうしても子供の将来のために子供に無理をさせがち。

優しさからそのように思うのは間違いないですが、子供の現在が楽しく充実するように親はサポートしていくべきだと感じています。

皆様の子育てが少しでも楽になれば嬉しいです。





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