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🎙️🇷🇺第20回国際討論クラブ「ヴァルダイ」の本会議でV.V.プーチン露大統領が解答

ロシア大使館テレグラムより引用
https://t.me/rusembjp/13407
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❓畔蒜泰助氏(日本、笹川平和財団)
私が最後に質問の機会を与えられたのは5年前の2018年でした。しかし、ウクライナ戦争勃発後、日本が対露制裁に参加し、ロシアが両国間の平和条約締結に関する交渉中止を発表したことで日露関係は行き詰まりました。私個人としては近い将来に状況が改善される見通しはあまりありません。
しかし、ロシアと日本は隣国です。対話の窓は常に開いておく必要があると思います。この意味で私は、少なくとも両国の専門家レベルにおける対話を再開する時期に来ていると考えます。
もし日本がそのようなイニシアチブを打ち出したら、大統領殿、このイニシアチブを支持されますか。

V.V.プーチン大統領
💬あなたは2018年に質問したとおっしゃっていましたが、ウクライナでの戦闘行為が始まってからすべてが変わりました。
☝🏼ウクライナでの戦闘が始まったのは2018年以降ではなく、2014年でしたが、ただ単に日本はこれに気づかない道を選びました。そして、2022年により深刻な段階が実際に始まりましたが、戦闘行為自体は2014 年にドンバスへの空爆と装甲車による攻撃で始まり、そこからすべてが始まりました。私はこの点について冒頭の挨拶で言及しました。

🇷🇺🇯🇵次に私たちの関係についてです。私たちが日本に制裁を発動したわけではなく、「窓」を閉めたのも私たちではないのです。ここで念頭に置いているのはアジアへの「窓」です。これをやったのは日本なのです。私たちは何もしませんでした。

👉🏼何らかの対話が行われる時期が来たと考え、日本側が何らかのイニシアチブをとることが可能であると考えるのであれば、何らかの対話があるというのはいつでも良いことです。
☝🏼これに答える用意があるか、お尋ねですね。これらの「ドア」、または「窓」を閉めた側からそのようなイニシアチブがあるのであれば、私たちは用意ができています。
👉🏼この「通風口」を少しばかり開ける時期が来たと思われる場合はどうぞ。私たちはそれに反対しているとは一度も言いませんでした。どうぞ、進めてください。