土谷雨(つちやあめ)

三年前にモラハラ夫から逃げ出し、一人暮らしをしています。体験したモラハラを書いていこう…

土谷雨(つちやあめ)

三年前にモラハラ夫から逃げ出し、一人暮らしをしています。体験したモラハラを書いていこうと思います。

最近の記事

モラハラの記 〜ステキな旦那さんね

夫は何かの集まりに夫婦連れで参加するのが 好きだった。 そこでは、 「とても気さくで、やさしくておもしろい、  ステキな旦那さんですね〜。」 というようなことを、よく言われた。 「あ〜外ヅラいいんですよーww」 ささやかな抵抗。 でも、私がそういうとみんな怪訝そうな顔をした。 想像もつかなかったんだろうな。

    • モラハラの記 〜長女

      長女は他都市の大学に進学し、家を出た。 そのままその都市で就職して、現在に至る。 私は長女が他都市の大学に進学したいというので、 賛成し、応援していた。 夫は私にこんなことを言った。 「俺から長女を取り上げやがって。  長女が家を出ていくのをホイホイ賛成しやがって。」 私は何て答えたらよいのかわからなかった。

      • モラハラの記 〜キモ!

        私が家を出る2、3年前だったか・・・ 夫と次女と私の3人で出かけた時のこと。 何か楽しいことがあって、私ははしゃいでいた。 「ウフフ!・・」 すると夫が 「・・・キモッ!  それ、かわいいとでも思っとんのか?  キモ。」  と言った。 私のはしゃぎっぷりが気にさわったらしい。 楽しかった気分は台無し。

        • モラハラの記 〜兆し?

          結婚した次の年に長女が生まれた。 天使のように美しくてかわいい赤ちゃんだった。 産後、自宅に戻って夕食を食べ、くつろいでいた時。 長女を見つめながら、夫は言った。 「かわいいなあ・・・・・。  よし、決めた!!  昼間は〇〇(長女)とだけ、遊ぶことにする。  アンタは夜だけな!」 その瞬間は、何を言われたのかさえもわからなかった。 は?どういうこと??? 後からじわじわきた。 ショックだった。 悲しかった。 ・・・今思うと、こん時に夫の顔蹴り上げて、 キレてやればよ

        モラハラの記 〜ステキな旦那さんね

          モラハラの記 〜次女が泣きながら

          先日、次女(20代)とバーで飲んだ。 次女は過去にあった辛い体験を泣きながら話しだした。 次女は中学生の時、朝学校に行けなくなり、 病院にいくと起立性調節障害と診断された。 「なまけもの」「なまけてるだけだ」「嫌だから行かないのはわがままだ」と、その頃何度もお父さんから言われたと泣き出した。 次女は当時、クラスの男子からいじめを受けていた。 担任に相談していたが、いじめは止まなかった。 いじめられる場所に行きたくないと思うのは、当たり前。 病気にもなる。今ならそう言い切

          モラハラの記 〜次女が泣きながら

          モラハラの記 〜財布から勝手に・・

          パートで月5万円くらいの収入があった。 一ヶ月分の稼ぎをいつも財布に入れていた。 ある時ふと、 「あれ・・?お金減ってる??」 と思った。 ・・・おかしい。 夫に聞いてみた。 「なんか財布からお金抜かれてるんだけど・・」 すると夫は、 「ふうん・・〇〇(次女)が持ってったんじゃない?」 と、なんでもないように言った。 ・次女の性格からして、勝手に私の財布からお金を持っていくことは  ありえない。 ・もし仮に次女だとしたら、ふうんで済ませる話ではない。夫の性格なら、  

          モラハラの記 〜財布から勝手に・・

          モラハラの記 〜キョトン??

          夫は車が趣味。 ある時、車好きが集まるオフ会に行くという。 当然私も一緒。 私は物静かで人当たりの良い妻を演じていた。 お昼前に、とあるドライブインに集合。 個性的な車を自慢しあう。 初参加者は、みんなの前で挨拶するのだという。 順番が来て、夫は簡単な自己紹介ののち、 私を指してこういった。 「最愛の妻です。」 私はあまりにびっくりして、おかしな反応をしてしまった。 「奥さん、面食らってんぞーww」 ヤジがとんできた。 言われた私は、疑問と不信感しかなかった。

          モラハラの記 〜キョトン??

          モラハラの記 〜スポ少

          次女は小学生の時にバレーボールのスポーツ少年団に入っていた。 大勢いたため、AチームとBチームがあった。 いわゆる、一軍と二軍である。 Aチームで試合に出る子たちのママは、バレー経験があり、ママさんバレー現役の人たち。私はバレーは未経験だったし、スポーツ少年団にも入っていなかった。 次女はBチームで試合に出ていた。(夫はそれが気に入らない) お茶当番、試合応援、練習応援、送迎・・。 新年会、小旅行・・。スポ少イベントは全部参加があたりまえ。 次女がもっとバレーが上手になって

          モラハラの記 〜スポ少

          モラハラの記 〜決した日

          この日の朝、大学生だった次女が泣きながら私に手紙を渡してきた。 手紙には、小学生の時にクラスメイトから受けたいじめが詳しく書いてあった。 私はそれを読み、夫に見せた。 次女は泣き続けている。 平日の朝。 私も夫も働いていて、出勤時間がある。 目の前で大泣きしている次女に心が引きちぎられながら、当時それに気づかなかった自分への自責の念に、仕事に遅刻してしまうという焦りがまじる。 夫は次女の書いた手紙を読むと、無表情で部屋に置いてある私のカバンの中からゆっくりと私の

          モラハラの記 〜決した日