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今を生き抜く老人力

歳を重ねてくると、柔軟な考え方が出来なくなって、自分を正当化するために何かにつけていちゃもん(文句)を付ける人がいます。だんだんかわいくない老人への道。
その毒矢?!はパートナーに、若い人に、同僚に!同年配にと多方面に放たれます。
かまってほしい、寂しいという感情をうまく表せなくなる人なのかもしれません。

感情がMaxになって吠えていた女性を鎮めるには周りの冷静な対応が必要です。否定しないで只々聞いているうちに、ゆっくりと気持ちが鎮まってくるものです。自分でこんなに高ぶったのがどうしてなのかもわからないと…。

独り暮らし、一日で人と話すのは数時間。賑やかに友達とランチをしても帰宅するとその何倍もの孤独が待っているとか。

子どもたちは遠方にいて何年も会っていないのだそうです。

親子の関係はどこでもいつでも変わりませんが子の思いと親の思いの温度差は家庭が安定して子育てや仕事の責任度が増すと、正直…。
そこは立派に巣立ちしたことを喜べる親になりたいものです。

ならばこちらも新しいものに目を向けてみたらどうでしょう?
とはいえ新しいことに自分がついていけない、変わっていけない、自分への腹立たしさや、取り残されていく不安を感じて焦ることがあるかもしれません。

でもそれは一時の事。勇気ある一歩で思いもよらない夢中になることに会えるかもしれません。

確かに頭の回転も記憶力も、反射神経もことごとく、足元から崩れていきます。

昔はあんなにできたのにと 、プライドを崩すのが許せなくていじっぱりになりますが、でもむなしさは自分が一番わかっています。

私は孫とのゲームは真剣勝負。コントローラーの使い方を何度も教えてもらってもうまくいかない。「もう一度!」と粘る私に優しく付き合ってくれるのはあと何年でしょう。

次の世代に渡すものもあれば、若い人から学んで今を楽しむことはこの年齢だからこそ許されることもあるようです。

LINEを送れるようになった熟年の男性。嬉しいのはよくわかりますが、若い人へのスタンプの押し過ぎは…。ちょっと?!らしいです。でもお構いなし。今や孫のような若い人とのやり取りを楽しんでいます。若い人はみんな優しい!と喜んでいました。

孤独な老人は一日にして成らず!毎日新しいことに目を向けるだけでもまだまだ心の、体の中に新芽は息吹くものです。

くだらないプライドは捨てて、可愛いいわがままを大いに発揮しましょう!

今日もいい日にしましょう!





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