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スラングも楽し⁈

三宮、新しくなった元パイ山公園は、もうすっかり市民憩いの場になっています。アモーレ公園と名前も新しくなりましたが、やっぱり待ち合わせはここ。沢山の若者がたむろしています。円盤型のオブジェが複数配置されていて、自由に座ったりストリートミュージシャンの歌を聞いたりしながら楽しそうに集まっています。

その中を突っ切って歩いていると、数人が今の流行語?「マジ、カオス!」と言ってはしゃいでいます。それがいいことを指しているものなのか最悪な意味のかよくわからないですがなにしろ楽しそうです。

「マジ、ヤバイ」ならなんとなくわかりますが、なんて難解な言葉!

でも今の人たちは何でもかんでも可愛いと言ったり、省略したり、堅物の昭和生まれには理解しがたいものばかり。若者ぶって同じように言う中年もいますが本当に痛々しいのでやめていただきたいものです。

そんな堅苦しいこと言わないでと言われそうですが、感覚、フィーリングが大切だそうです。意味が間違っていても気にしない!雰囲気がすべてらしいです。

カオスとは、個々の単位で見れば規則正しく秩序のある変化を見せるが、相対で観ると、複雑で不規則な予測のできない変化を見せるような現象‼
またまた真面目すぎました。

今、私の頭の中は漫画に出てくるような、ぐちゃぐちゃの黒い糸の塊。何のことやらさっぱりわかりません。分かったふりをしようにもついていけません。

混沌としているさまや、無秩序がどんどん身をそがれて意味不明‼ごちゃごちゃしている!理解できない‼などを意味するスラングとして使われ出したとか。結局さっきの私みたいに頭がぐちゃぐちゃのことなのかー。そんなのあり得ないと思ったらそれがカオスなんですって。

ありえないことはいっぱいあってそれをひっくるめて一つの言葉にするとカオス!でも苦しいとか嫌なことにではなくてなんだかその言葉自体を遊んでいる。感性の赴くままなら、表現のひとつとスルーしてもよさそうです。

わかったようなわからないような。分からなくても使ってみれば自分の今の気持ちが表現できるのかもしれません。

美しい日本語がなくなっていくと大人たちは危惧していますが、その時代ですべてのモノは変化していくもの。私たちの青春時代は遥か遠くですがその時も年長者から「今の若いもんは言葉の使い方がなってない!」と言われたものです。そうやって若者はこどもから脱皮して、おとなになり最後は若者に苦言する!時代は巡るということです。それが文化とも言えなくもないような…。

服装と同じでTPO(これって死語ですか?)をわきまえたら、楽しんでいいのかもしれません。そう思うこと自体ダサいことで、「自然と出てくるもんだよ!」と言われそうです。

目に入るもの耳から聞こえてくるもの、街中はいつも新しい発見で、歩くだけでもいろんな収穫があります。たまにはこんな散歩もいいもんです。

今日もいい日にしましょう!





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