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神戸とオリーブの木

神戸の街の至る所にオリーブが植えられています。新築のおうちの庭にもまだまだひ弱なオリーブの木が植えられました。

日本最古のオリーブは神戸に140年前ヨーロッパからやって来たそうです。

原木は加古川で大切に育てられているそうです。。

オリーブオイルが体にいいと一時大流行りしたことがありました。
アンチエイジングにオリーブオイルがと知り、友達といろんな国のオリーブオイルを探しました。

有名なのはイタリア。トマトとオリーブオイルはイタリア人の健康に貢献しているとも。お国では脳梗塞が少なくてこのオイルとトマトの常食が大いに影響しているとのことです。どのレストランでもバケットにはバターではなく小皿にオイル。なんとなく物足りない気がしましたが、体にいいとなると郷に入っては郷に従えです。

外国土産にいただくこともあり、トルコのオリーブオイルを知りました。実は原木はトルコ。蜂蜜とこのオイルが一番良質!ということでした。

トルコで仕事をしている人に小さな村の手作りのオイルを送ってもらいました。

遮光瓶のそれは重くて、村の風景がラベルに。
外国に送ったことが無いとのことですが、船便で1週間かかって届きました。

残念なことに数本割れていて、オイルで箱が濡れています。
梱包もなれないからなのかお国柄なのかは解りませんが、ガムテープでぐるぐる巻かれていて無造作に箱に収められてるというよりは乱雑に入っている感じでした。

コルクを引っ張るといいかおりが部屋中に広がりました。
肥沃とは言えない丘に植えられている様子が浮かびましたが、毎回何本か割れているようなことでは先が思いやられます。

いろんな意味でも地産地消と言う言葉が浮かびました。今は小豆島が有名ですが、すっかりこの街にも馴染んでいます。街角で見かけると思い出します。あの梱包された箱からいい香りがしていたことを…。

庭のオリーブの木は年ごとに背が伸びています。銀杏と同じで、雌雄の木が無いと実がならないと聞きました。

自分で栽培するのは難しそうなので瓶詰めのオリーブで我慢することにします。
実は濃い緑から黄色、紫、黒と変わっていくそうですが、地中海で生まれて
その風までも連れてやってきたように感じられるオリーブをあちこちで見ることはまた楽し!です。

ワインとオリーブ、ちょっとしょっぱいアンチョビで午後の昼。
雨模様の庭はいつになく静かです。

今日もいい日にしましょう!





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