自分と未来だけ
過去を変えることはできません。また変えたいとも思わない。
人生で変えることが出来るのは自分と未来だけということです。
人を批判することは簡単ですが、問題解決の糸口にはなりません。
過去を恨んでも何もいいことはなく、後戻りの感情だけが残ります。
定期的に飲み会をしますが、あるグループは趣味のことで話がはずみます。
もう一つは最初はみんな笑ったりいいお酒と言えるスタートを切るのですが、いつも遅れてくるアラフィフの彼女が席について乾杯からの数十分後、
いつものように少し酔いが回って彼女の過去の話から今の職場での愚痴が始まります。
良い人は毎回同じ内容に相槌を打ったり、「わかる、わかる。」と話を合わせるのが上手です。
ニ、三人はその会に来なくなりました。
それは毎回同じような内容はその人のための会であって、楽しくない!なのでそんな愚痴を聞いて割り勘なの?とはっきりとした理由で退会します。
その他大勢はまあい一か―。となり何とも消化不良の時間を過ごすこともあり
そろそろ私もお暇をと思うのですが…。
彼女の若い時の武勇伝や認めてもらえない悔しさ、頑張っているのに分かってもらえないことなど延々と続きます。
そんな自分を憐れんで、それを上司のせいと言い切ります。
何処にでもあること、どこにもでもいる人ですが、そんな楽しくない毎日に耐えられる精神を持ち合わせていることに驚きます。
私ならとっくに見切りを付けるかなあ?
「なぜ辞めないの?」と聞かれると「何度も考えるよ!でもね。」と言いますが質問の答えになっていません。
ならば「解決策はないのか?」と初老の紳士に聞かれて「違うんですよ。毎日毎日私ばかりが責められるんです。」またまた道が外れています。答えはどこへ!
変えられるのは自分だけ。それが出来れば未来も開けるというもの。
そのちょっとした気持ちの切り替えでずいぶん周りも違ってくると思うのですが…。
「いつの時代に帰りたい?」と問われたら「今が一番。」と間髪入れずに答えます。それは心が痛まないから。今になってそれが一番尊いとわかったからだと思います。
もうすぐ咲くのかまだまだなのか?桜の開花を待つ公園はいつもより枝を見上げる人が増えたようです。
今日もいい日にしましょう!
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