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その一言


日常至る所で、最初の一言。
ひょいと入ったとたん、笑顔で迎えられるとそのお店さえ好きになってしまいます。常連さんにはとびっきりの良い笑顔で迎えるのに初めての来客には冷たい態度!と言う一コマも何度か見たことがあります。

大阪に行けばあまり不愛想な態度をされることもなく何十年もの知り合いみたいにお店の人が話す場合が多くあります。

私はあまりそうされるのが得意な方ではなく、古い考えが体の中にあって、今は慣れてそれに会う会話ができるようになりましたが、ずかずかと来られるのは…。

それとは真逆で特に不愛想な店員に対しては私より友達の方が厳しくて、暖簾をくぐってすぐに不愉快な言葉や態度をされるといくら美味しくて有名なお店であってもさっさと出てきます。

その一言で、「列に加わってもいいや。」と思えるかどうかは店員さんの一言にかかっています。

それは日常でも同じです。
小さなころは何か頂いたら「ありがとう。」と言うのは親から何度も言われました。たまにさっさとひったくるように取って行って知らんぷりの子供がいます。親はつかさず「恥ずかしがりやなんです。」と助け舟を出します。
何ともない風景ですが、いつまで親が代弁するのかなあと老婆心が働きます。

たまにいい大人になって母親と一緒にいるところに出くわすことがあります。あいさつしてもぎこちない感じで、後て親からLINEがきました。「先ほどは失礼しましたと娘が言っています。」と。

こんなこと迄しりぬぐいしないといけないなんて彼女も大変だなあとは思いますが…。

今やそんなことぐらいでと思う風潮になっているのかもしれませんが、相手を思っての言葉は優しくて強引でない、心地いいものです。。

それはお店なら損得。お役様を逃がさない第一歩になるかもしれません。
婚活で第一印象。ぶっきらぼうよりは一歩近づくことが出来る初めてのコミュニケ―ション。

親子であっても自然と出てくる気持ちは大切にしたいものです。
そんな話をすると「なんだか他人行儀な親子ね!」といわれたこともありますが、我が家にとっては普通の事。

そんなやり取りができていると親としては安心!と言っても二人ともいいおとな。今度は孫たちに娘が教える番。言わされている!のではなく勝手に口を突いて出てきた挨拶や行動なら相手は悪い気はしないでしょう。

親の背中を見て子供は育つと言います。会話も自然と子供は聞いてます。それは祖父母、夫婦、いろんな場面の親の態度で、子供は感じています。

子どもによって教えられることもたくさんあります。

今日もいい日にしましょう!




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