友達のなかには一人で喫茶店に入れない人がいます。もちろん映画館、レストランこれらは誰かと行く処だそうです。

「そうでないとあの人 友達がいなくて一人で来ている寂しい人なんだと思われそうで…。」と躊躇するそうです。私は友達とも行きますが、気楽なひとり○○を決行しているので
「寂しくないの？」とよく聞いてきます。

聞かれた方が「どうして？」となりいつまでも平行線です。

私はもちろん大勢で行くと楽しくて盛り上がる居酒屋、そんな会も大好きです。デートと言えるものは今やほぼありませんが、そうなるとやはり落ち着いてゆっくりと話せる、そして美味しいお酒がある処。却ってBGMもいらないくらいの静かな場所がいいですね。

そして一人はさっと食べてサーっと出る。食べたいときにひょろっと入って満足するようなお店やたまにはプチ贅沢。一人分なら何とか財布も持ちこたえます。

先日焼肉に行ってきました。お肉食べたいなあと思っていると友達からのLINE。すでに到着していて、もうビールは2杯目！お肉も2皿目。普通なら待っているでしょうに…。
それが私となら許されている⁈のでよく誘ってきます。
私も待たれているより気が楽で、嫌ではありません。

もう10年ぐらいの付き合いと言っても彼女は名古屋に住んでいるので、
急に「今、神戸！ご飯食べよう」と誘いのLINEが入ります。私にはそんな友達が何人かいます。

夕方用事をおえて「今どこ？」と聞くとその焼肉屋さんの屋号。彼女は三宮に詳しくないのでそんな伝え方をしてきます。ところが嗅覚がいいのかいい店を見つけてきます。

やっと着いたらもう半分出来上がっていますが、それはそれでいつものあいさつ代わり。「カルビが美味しいよ！」となります。

男同士！みたいな関係ですが、愚痴ることも人の悪口も一切彼女から聞いたことがありません。かといって出来過ぎた人⁈でもなく、自分の今を楽しむシングルシニアです。毎日をイキイキと楽しんでいる様子です。
こんな老後もいいなあと思わせる人。
名古屋に帰ると大勢の家族に囲まれて幸せそうです。

以前、香港に二人で行きました。今までの旅行とは全く違うその道中は
弥次喜多でそれはそれで楽しかったのを思い出しました。

私はワンタンメンが好きでどうしても本場のそれをと思い彼女を誘ったのですが、朝,関空で待ち合わせしてまずは腹ごしらえ！

なにも迷わず屋台風カウンターのお寿司屋に入りました。
関空ですから近隣の美味しい魚が！と。朝からお寿司！それより再会の祝い酒ではありませんが生ビール。

本場のワンタンより神戸の「順徳」の方が好きという確認？が出来た旅行となりましたが、あの冷たいビールの方が今でも鮮明に蘇ります。

お互い体の至るところにガタが来ましたが気持ちはいつまでも若々しくありたいと思える友達です。

今日もいい日にしましょう！