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 自分に正直

自分にとっていいことは他人にとってはどうでしょう?

かと言って、周りばかりを気にして、ほんとうは我慢ばかりしている人や、お付き合いを重視しすぎる人。NO!と言えない都合のいい人は本当に楽しんでいるのかなあと思うこともあります。

尽くして、お世話して、いろんなことを相手に合わせてもその時だけ感謝されるもののたいしてありがたく思っていない人もいます。その時はありがとう!ですが、すぐに忘れてそれっきりになっています。

そんな感謝の気持ちが薄い人もどうかと思いますが、尽くし過ぎるのも考え物です。

いい人!を都合のいい人と思っている人もいます。

「みんなに好かれたいの!嫌われたくない!!」と堂々と言うひともいました。それを幸せと感じるなら素晴らしいことです。また見返りを望まないのであれば…ですがこう思われたいからと思っての行動や言動は本物の奉仕や、優しさではないと思います。

いいことだけを考えるとは、まずは自分が楽しいなあと思えるか心が落ち着くなあと感じること、それがひいては他人にも伝染すれば周りも幸せになります。もちろん大人ならそれが人にとっては不快なことならNG!

また考えないでも心が喜ぶときがあります。

私は般若心経を唱えていると気持ちが穏やかになって、もう一人の自分が喜んでいるように感じます。

この世は実体のないものという教えは「いいこと」も実体のないことなのかもしれません。現状に満足できる「空」を受け入れられるかだとも思いました。

自分の考えが時として乱暴になることがあります。原因を究明するもよしですが、それより何かいいこと好きなことを考えてみる。
するとなんだこんなちっぽけなことで腹を立てていたのか、あの人を遠ざけていたのか、辛く当たっていたのかと許す気持ちが現れます。
それはお互い様。持ちつ持たれつ。
今度は違う人に同じようなことをされるかもしれない。

全く心にさざ波の立たない日はありません。それが怒りの波であったりうれしさの水しぶきであったりといろいろですが、自分の気持ち次第でどのようにもなると思えればすべて耳触りの良い波打ち際のセレナーデとなるようです。

今朝のニケはご機嫌でした。公園で久しぶりに気の合うコリーのはなちゃん、柴の蓮君、フレンチブルのケンくんがそろい踏み!

挨拶がすむとじゃれるでもなく、走り回るでもなく、それぞれの距離でくつろぎます。

それが彼らにとって居心地のいいこと。みんな顔が笑っています。それが分かるのは三人の飼い主。犬バカかもしれませんが、その様子を見て癒されています。

しばらくするとそれぞれの散歩道。「またね!」とあいさつして別れていきます。

「その場の空気は何色なんだろう?」とふと思いました。

やっぱり無色。居心地のいい色でした。
今日もいい日にしましょう!

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