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23歳で初めて彼氏ができた話

あぁ、私には一生恋人はできないんだろうな。そう思っていました。

中学生の頃は好きだ嫌いだ、
付き合う付き合わないみたいな
よく分かんない関係止まり。

家に行って宿題してスマブラして帰る。みたいな、これ付き合ってんの?みたいな。
そのうち連絡も取らなくなり、お互いなかったことに。
これは彼氏にはカウントできません(笑)

高校では全く好きな人ができませんでした。
おかしいな、ピチピチのJKで普通なら毎日何にでもキュンキュンしててもおかしくないのに、私の心はもうおばあちゃんなのか?

と、思ってしまうくらい落ち着いていました(笑)

父親と祖父の酒癖の悪さ、母子家庭の生活が続き、再婚相手との関係構築の難しさがあったので、男性に良い印象が全く持てなかったこともあるのでしょうか。

母も父の酒癖の悪さや幼さに悩まされ、祖母も祖父のお酒、女性関係、パチンコでの金遣いなどに悩まされていたようでした。
なので母と祖母同様、長女の私はこの頃からなんとなく、この男運の悪さの連鎖は私で止めなくてはならない。という使命感にかられていました(笑)

そうなると、若い頃から恋愛相手に求めるハードルは高かったと思います(笑)

すぐに結婚を意識していたわけではありません。

勉強ができるとか運動神経がいいとか、そういうのは求めていなくて、空気が読めたり、人に親切にできたり、「ありがとう」と「ごめんなさい」がきちんと言えるとか。

でも若い頃ってそれが一番難しかったりして。

だから良いなと思う人がいなかったのかなと今になると思います。

専門学校はほぼ女子校で全く出会いがありません。

近所の、ほぼ男子校の工業系の学校の男子が、うちの学校の玄関の匂いを嗅いでいたという話を聞いて完全に男子が嫌いになったのを覚えています。(笑)

はじめての就職先も病院だったので、看護師さんと事務の人はみんな女の子。医者はおじいちゃんでした。

そしてその頃薄々感じ始めたのです。
このまま生きてたら一生独り身だと(笑)

特に結婚願望があったわけではないけれど、あまりに男性との出会いを想像できなくて、自分がおばさんになった時、親は死んで、妹は結婚し、友達も結婚したら、私は一人ぼっちの孤独になってしまうのではないか。。。という不安にかられました(笑)

不安だけれど、腐女子は楽しい1人は楽しい!まぁいいか!という日々を繰り返して

色々あって(笑)

※【聡ちゃんに届け】③SexyZoneを好きになって人生がうまく回り始めた話参照

恋活を始めました。

そんなとき、若い看護師さんが1人の男性を紹介してくださいました。
まだ彼は大学生でしたがお家が裕福なのか車を持っていました。
彼はそれをステータスだと思っていましたが、私は全くステータスには感じませんでした。良い大学に入れたからお祝いで、それに乗って通学していると言っていました。
私がゴールデンボンバーが好きだと言ったら次に会った時は車内でゴールデンボンバーの曲が流れていました。それも、なんか違うなぁ〜と思いました。
私は人に合わせてもらうのが苦手なんだというのがその時分かりました。
優しくて親切で誠実そうな人だったけれど
つまんないなぁと思ってしまいました。

距離を作るとすぐに連絡は来なくなりました。

22歳の頃、恐れていたことが起こりました。
元々、狭く深くの付き合いをしていて、友達わは少ないのですが、就職のためその少ない友達が一斉に地元を離れたのです。

私は1人になり、毎週末、ハナタレナックスを見て鬱を回避しながら過ごしました(笑)

誰とも遊べない日々に限界を感じた私は、男女関係なくまずは友達作りから!と、出会いの場を探し回りました(笑)

すぐに男性と出会うのはハードルが高かったので、女子会飲みサークルのようなものに入りました。

浅ーい関係でしたけど(笑)友達もまあまあ増え、合コンに誘われることも増えてきました。

変な男集を別の記事で書こうかなと思っています(笑)
10いたら6変な人、3印象にない、1良さそうな人くらいの割合でした(笑)
やっぱりハードル高いかなぁ?と悩みながら人活(にんかつ、人間であるための野外活動(笑))を続けていました(笑)

そんなことをしていると良い波がきちんと立つのだと思います。

全く私の活動と関係ないところで職場の人たちが私に男性を紹介してくれることが増えてきました。

そこで出会ったのが2つ年上のKくん。

キュンとしたわけではないけれど、付き合っても良いかな?と思える人でした。

お酒を飲んでも大丈夫!ありがとうとごめんねが言える!空気が読める!店員さんにも丁寧!

なにより、23までまともに男性と付き合ったことのない女と付き合ってくれる人がいるのか?と思っていました。今思うと全然変じゃない!むしろ素敵!と思えます。

その時は死ぬほどコンプレックスだったので、正直に話したとき受け入れてくれたのが嬉しかったのです。

弟の障害のことも、全く驚かず聞いてくれました。本当に彼には感謝しています。

見事、はじめての彼氏、爆誕!の瞬間でした。

その彼とは別れてしまいましたが、私の若干あった男性不信を、治してくれたのは間違いなく彼だし、自信を持たせてくれた人でした。

今、彼氏いない歴=年齢がコンプレックスの人がいたら伝えたい。

全く恥じることはなくて
自分のペースでいいこと。

そして求めたとき動けば必ず結果は出る。
そして絶対に受け入れてもらえる。

自信を持って恋愛しない選択もして良いこと。
人を好きになれなくても、冷たい人間なわけではないこと。
あなたを愛してくれる人は必ずいるということ。

人体錬成しなくても彼氏は作れること。

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