変わらなきゃいけないことと、変えないほうが良いこと
「次の日経を考える」活動では過去の日経を振り返ることもしています。
さて、下の写真(A~D)は、ある年の日経朝刊1面を撮影したものです。
みなさん、それぞれいつの紙面か、当てられますでしょうか。
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正解はこちら!
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Aは、今から40年前の1979年(昭和54年)の紙面です。
Bは、今から30年前の1989年(平成元年)の紙面です。
Cは、今から20年前の1999年(平成11年)の紙面です。
Dは、今から10年前の2009年(平成21年)の紙面です。
日経の一面は変わるべきか、変わらざるべきか
4つ見比べると、固有名詞は時代が反映されていますが、見た目はほとんど変わっていません。出版広告、雑報広告の位置も変わらない。
時代は変わっているのに、日経の一面が変わらない理由は何なのか。
ただ変化していないだけなのか。
いや、変わるべきではないのか。
どの時代も、金利や有価証券の価値は変動するし、待機児童や年金、貿易摩擦といった社会問題の解決には何年もかかります。
たとえそれが一見つまらない(面白くない)ようなことでも、問題提起しないといけないこともあるのではないかと、日経朝刊一面の変化してないっぷりを見て感じました。
ジャーナリストの筑紫哲也さんは以前、NEWS23を担当してらしたとき「少数派であることを恐れない」とおっしゃっていたということをこの記事で知りました。
変わるべきことと、変わらざるべきことは何なのか、引き続き検討していきたいと思います。
変わったほうがいいこととして現在取り組んでいるのがヤング日経です。
日経のニュースから平日1日5本を選び、要約して画像にして、TwitterとInstagramで投稿しています。
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