私の働き方改革(走り書き)

先日から仕事に関して悩んでいることがある。残っている自分たち負担が増えるという理由から、有給取得を控えてくれと職場の同期に頼まれてしまい、有給が取りにくくなってしまったことだ(詳しくは突然のハードモードに対する愚痴を綴ったこちらの記事をご覧ください「https://note.com/nikkitekinayatu/n/n994cc9c7065c」)。

しかしこの悩みに最近進展があった。つい先日、上司と2人で話をする機会があり、もともと思っていることは口に出さずにはおれない性分の私。この機会に悩みを打ち明けることにした。

この上司は今年から異動できた人で、まだ私たちの職場に来て数ヶ月であるが、業務改善に積極的で、今までの私たちのやり方にあれこれ手を加えようとしている。もともと人の行き来が少なく、悪く言えば風通しの悪い職場なのでこういった大きな変化に免疫のない私たちは結構この改革に否定的で、陰であれやこれや文句を言っておりなかなか腰が上がらないのが現状だ。

私の悩みに対しこの上司は、私の感覚こそ正常であり、残業は当たり前、有給は遠慮しながらとっているこの現状が異常だと言ってくれた。そんな異常な状態を改善しようと働きかけているのに、全く動こうとしないから呆れている、というようなことも言っていた。その上司の言い方を少し悪く言うと、私たちは学生気分の抜けきらない仲良し集団で、いい顔をし合って互いに甘やかし足を引っ張り合っているのだそうだ。彼の言うことはなんとなくわかる。
やるべきことをしっかり見極め、無駄を省き、そして定時に帰れるよう努力すべき、あたりまえのことだがそれができていないのが私たちだ。「そのサポートはしようと思うけれど、本人たちにその意思がないのに、こちらが働きかけるほど自分は親切でもない。」「それができない程度の人たちならこちらもアプローチのレベルを下げるだけだ。」と話していたのが何だか意外だった。
やるべきことを見極めるにあたり、大事なことはそれが相手の利益になるかどうか。丁寧にしようと思えばいくらでもできるのだから、何を省いていくかが重要だ。これを改めて考えていこうと思う。みんなと同じ時間に仕事が終わるよう、仕事の丁寧さを調節していた私の目を覚ましてくれた。そして無駄を省いて生まれた時間を、取りこぼしていた成果に繋げるのが正しい考え方だ。
それから会社が提示する目標も意識しておくべきだ。捻出した時間はそういった業務にあてるのも一つの答えだ。

考えるべきは誰に評価されたいか。同僚・先輩に評価されたいのか。それとも上司・会社に評価されたいのか。長く残って周りと同じように仕事をしていれば周りの人間からは評価されるかもしれないが、上司・会社は良くて周りと同じにしか見てくれない。仕事を洗練してより多くこなし、かつ残業せず帰っている方が会社としては評価が高いのは当たり前のことだ。

私が早く帰れるのは私の受け持ちの仕事量が少ないからかもしれない。それで妬みや僻みを買うことがあっても、受け持ちは長い目で見ればローテーションして変わっていく。時期がこれば仕事量は変わっていくのだから、今だけの僻みを気にする必要はない。確かにそうだ。

周りを気にして仕事を手伝おうとするなら、まず自分の仕事がある程度片付いてからだ。そうでなければ自分に積み重なった仕事が心の余裕を奪い、不満の元になる。自分の仕事の目途がついていれば、余裕をもって気持ちよく手伝ってあげることができる。

このような様々なアドバイスをもらい、職場に不満が積もっていた私に、仕事への情熱が再燃した。まずは教えてもらった考え方を頼りに自分なりに業務改善をしていこうと思う。周りと足並みをそろえる必要なんてないのだ。そう思うとなんだか気持ちが楽になった。

有給を自由に取る、のはまだ同期との兼ね合いもあって難しいところだが、仕事に対する姿勢そのものを見直す良い機会になった。この上司には積極的に仕事の相談をしていこうと思う。

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