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撮影知見 まとめ[NIKO]

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フィルムをデジタイズする【作品づくり編】

先日の続きで、デジカメで撮影したネガデータの処理についてです。前回はポジ画像を簡単に得る方法を紹介しました。今回は作品として作りこむ方法をご紹介します。ま、ツールや技能が日々変化する内容ですので、現時点での筆者の手法として記録していきたいと思います。 ↓以前記事【デジカメでネガフィルムの写真データを得る。簡易現像する】↓ いくつかの現像の手法改めて、以下の3つの現像手法があります。 ・手法①NX studioで超簡易的に現像・・・簡単な写真セレクト用 ・手法②NX stu

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フィルムをデジタイズする【現像編】

先日の続きです。デジカメで撮影したネガデータをどのように現像していくか紹介します。今回は比較的に簡単な作業方法をご紹介します。筆者が最終的な作品作りなどで使っている手法は別途記事にします。 ↓前回記事【デジカメでネガフィルムの写真データを得るまで】↓ いくつかの現像の手法あくまで筆者が開発した手法ですが、以下の3つを使い分けています。 ・手法①NX studioで超簡易的に現像・・・簡単な写真セレクト用 ・手法②NX studioで簡易的に現像・・・友人等のシェア用画像作

フィルムをデジタイズする【撮影編】

こんにちは。胃腸炎にかかり、少し更新が滞りました。冬はウイルスが生き生きしています。皆さん、お体ご自愛ください。 現像したネガフィルムをプリント出力には、いくつかの方法があります。筆者はデジタルカメラでネガフィルムを撮影してデジタル化、プリントする手法「フィルムデジタイズ」を用いて作品を出力しています。この手法は手軽、高画質、早いなどの良い特徴があります。何回かに分けて、手順を記載していきたいと思います。 フィルムデジタイズの概要百聞は一見に、、、こんな感じです。 現像

JPEGで確認後、RAWのみを整理する裏ワザ。

写真ファイルの整理のお話です。JPEG+RAWの設定で撮影している場合、2ファイルが存在して整理が面倒だと思います。JPEGをビューアーで整理(削除)後に、RAWを半自動で削除する簡単な裏ワザを見つけました。どのメーカーのカメラでも応用可能です。 JPEG+RAWの整理で困ることJPEG+RAWで撮影すると、写真1枚に対してファイルが2つできます。ビューアーによってはセットで処理が可能だと思いますが、筆者はNX Studio(ニコン)でJPEGのみを確認をしています。確認中

長秒時ノイズ低減とは何か。

いろいろと考えあぐねた結果、10分以上の長秒露光撮影をして作品づくりすることがあります。個人的に超長秒時撮影と呼んでいます。長秒時ノイズ低減という機能をオンにすると、撮影後に処理時間を食います。ちょっと調べてみたので、実際の写真とともに説明したいと思います。 長秒時ノイズとはまずはじめに長秒時ノイズの実際例をご覧ください。13分ほど露光した海辺の写真です。これにノイズが乗っています。・・・といっても分からないですよね。 この画像の真ん中の岩の右側を1画素が区別できるくらい

画像取込みソフトNikon Transfer2とは

撮影後にカメラからPCへ写真を取り込みますよね?どうやっていますか? 筆者はニコン歴十数年、Nikon Transfer2というソフトを先日初めて使いました。 めちゃくちゃ便利、というかメリットが大きいと感じました。 Nikon Transfer2とはニコンが提供している純正画像転送ソフトです。 SDなどのメディアをPCに接続して、数クリックするだけで設定したフォルダを自動作成し、画像をフォルダへ転送してくれます。 Nikon Transfer2ダウンロード方法専用ダウン

カメラ機材の防湿庫保管は必須ではない

きちんと手入れすれば防湿庫いりませんよ。ドライケースもいりませんよ。というお話です。 特別な設備無しで10年ほどカビとは無縁です。 これは、写真を始めた以来で、記録更新中です。 持論なので、ケースバイケースですがご参考になればと思います。 筆者のカメラ・レンズの管理方法早速、筆者が行ってきた管理方法をご紹介します。 特別なことはありません。分かりやすく箇条書きでいきましょう。 全ての機材をまんべんなく使う。 じっとさせないことが一番の対策です。 保管場所は部屋の角の本棚