ウクライナ情勢について思うこと

こんにちは、ニコです。
最近はウクライナ情勢が気になってしまい、空き時間にSNSで「ウクライナ」とか「ロシア」とかポチポチ検索して眺めたりしています。
ロシア、もといプーチン大統領には今回のことでがっかりしています。高校生くらいの頃には、強力なリーダーに見えましたが、今は被害妄想に凝り固まった老人にしか見えません。

さて、SNSを眺めていると、プーチン大統領を擁護したり、ウクライナ側を批判する人をたまに見かけます。
悪いのはプーチン(ロシア)だけではない、ウクライナや欧米の対応にも問題があった、という両成敗論。あるいは、ネオナチが活動しているウクライナは支持できないというネオナチへの批判。ゼレンスキー大統領は停戦交渉を進めず、国民を危険にさらしている。さらには、ウクライナはディープステートにより支配されており、ロシアによる侵攻はDS支配を破るものであるという陰謀論。

陰謀論はさておき、この戦争をわざわざ擁護する人の意図が、僕にはわかりません。確かにウクライナや欧米の対応にマズい点はあったでしょう。EU・NATOの東方拡大やウクライナの欧米への接近は、ロシアの感情を逆なでしたことでしょう。しかし、だからといってロシアが国連憲章に反して戦争をしかけていい理由にはなりません。

確かにウクライナには、反ロシアを掲げるネオナチ活動家がいます。しかし、ロシアが主張しているような「ナチ化」という事実はありません。そもそも、ウクライナのネオナチ運動の起源は、ソ連時代のロシアによるウクライナ支配が原因のひとつなんですが。

僕は、戦争は「善」対「悪」の戦いでも、あるいは好んでよく使われるレトリックの「善」対「善」の戦いでもないと思っています。
戦争は「クソ」対「カス」の戦いです。サウスパーク風にいえば「クソサンドイッチ」対「巨大浣腸」です。
どちらも悪いところがいくらでもあるもの同士の戦いです。元来人間とは、あるいは国家とはそういうものだと思っています。

ウクライナにも問題はあるでしょう。ゼレンスキー大統領は善人ではないでしょう。バイデン大統領には思惑があることでしょう。しかし、今止めるべきは、ロシアによる明白な侵略行為だと思います。大国の傍若無人に他国が振り回されることがあってはならないはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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