ひとまず一旦のゴール。

やっぱパンピーには厳しい世界、それがnote

表題の通りなのだが、ようやくに365日連続更新を達成した（なので先週の途中から記事を毎日あげなくなっている）。

自分のnoteにおける目標は「毎日ある一定以上のクオリティの記事が書けることをポートフォリオとして残す」というところであり、これに関してはまあまあ達成できたのではと思っている。

一方で、「noteでやっていたからよかったこと」というのはほぼ無いに等しい。ただ単にゲーミフィケーションのような要素でバッジをもらえただけであり、noteだからこそ生まれた交流だとか利益みたいなものは皆無であった。これは私のやり方の問題ももちろんあり、まったくもってマーケ的なことをしてこなかったのだから、そりゃそうもなるだろう。Twitterで撒く、スキのじゅうたん爆撃をする、積極的にコメントを書くなどの努力を怠ったゆえの、当然の結果である。おかげで1年のダッシュボードもこんな有様だ。

平均すると1記事100View、2スキくらいな感じだろうか。「note始めて2週間で1万View達成しました。続きは有料でこちら！（ドヤァ）」とかいう情報商材屋さんからすると噴飯ものであろう。

コストだってそれなりにかかっている。記事によって大きく異なるが、私は土日どちらかにまとめて向こう7日間の記事を書き溜める方法をとっていて、その際に使う時間は4時間～8時間程度。仮に1記事1時間だとしたら、1時間頑張った結果が100View、2スキなのだから完全に割に合わない。多分、別のことに時間を費やしていたほうがQOL的にはよかったまである。

1年くらい前にこんな記事を書いたことがあった。

その話の続き的なものとして以下のような話も書いている。

これらの記事で発信したことは今でも変わってなくて、noteはまったくもってパンピーに厳しい。ここでいうパンピーとは、その他大勢の持たざるものだ。私は何者かになりたいわけではないが、ただ、世の中に向けて発信しているのだから、多少はプラットフォームがそこに関与してくれることを期待している。ましてやnoteはクリエイター支援を謳っているサービスだ。なのに、なぜクリエイターに強弱をつけてしまうのか。強い人を盛り上げるのはもちろんいいのだが、弱者の底上げもなぜ同じようにやらないのか。

私がnoteに一番期待していたことは、Technologyで埋もれている面白い作品を世に出してくれることであった。スキが一件もついていないし、View数も一桁だけどこれは絶対に見るべきというような記事を掬い上げ、それをプラットフォーマーとして全面支援してほしかったのだ。個人個人がマーケまで考えた戦略を練るのではなく、よいコンテンツを作り上げることだけに腐心すれば報われる世界。今は統合的に考えて作らないといくらいいものでも世の中には伝播しない。だから、元から力を持っている人以外はなかなか表舞台に立てない。

今のnoteはクリエイターとして元々優れた能力を持っている人か情報商材屋にとってはいい場所かもしれない。しかし、持たざるもののパンピーにとっては何のサポートもえられないし、何より報われない。人はやはり褒められたい生き物だから、強固な意志力がない限りリアクションがなければ長続きしない。クリエイターがいい記事を作ることだけを考えて、それで成立する世界をぜひnoteには作ってもらいたいと心から願ってやまない。

IPアドレスやら記事の表現やら多数不祥事起こして信じられる要素も少なくなってきたけど、いろいろできそうな位置にいるサービスなんだから、自覚してやってくれよ。頼むよ。な？

というわけで、連続更新は達成したので、これからは書こうと思って書けていなかったクリフトンストレングスの話とか、引き続きのアケコンの話（VFes用のスティック話は引き合いがありそうなので）なんかを週1更新くらいでゆるゆると続けていきたいと思っている。機会があれば読んでみていただければと。引き続きよろしくおねがいします。