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現在、幻想交響曲(ベルリオーズ)の演奏会写真を現像中。

現在、ある交響楽団が行った公演「幻想交響曲」の演奏写真のRAWデータ現像中です。
演奏、お見事でした。しかし撮影の喜びのあまり、自画自賛したく書きます。

極めて当たり前のことですが、狙ったところが見事に撮れていて嬉しい。
全員のピンショット、パートショットは当然撮りますが、その曲その曲の「トピックス」をかっちりおさえるのがポリシーです。

この曲は、当時、オフィクレイドとセルパンで演奏されるところが、現在ではチューバ2本とバストロで演奏されます。
色々あって、現在はチューバ1本が4楽章丸々お休みで、5楽章のみ吹きます。

ティンパニもこの曲は4人で叩くところが3楽章に数小節、その後はダブルティンパニに移行。
5楽章の終盤はダブルBDとダブルスネアに!

3楽章の序盤と終盤、オーボエがオフステージ、その間のみコールアングレの登場。
あとは弦楽器奏者なら誰でも嫌いな、コル・レーニョという奏法が5楽章に出てきます。

また5楽章しばらくして、Esクラリネットも登場。リードをあらかじめ湿らせておくこともできず、ステージ始まって40分ぐらいはEsクラリネットは楽器スタンドに放置。カラッカラのリードでffで吹き始める恐ろしい曲です。

これがあの「第九」のわずか数年後に書かれた曲か!?と。
フランスという国は恐ろしい。

当然、演奏会写真家としてそれらは全て写真に納めます。しかも美しく!奏者の喜ぶ感じで。

セレクトも終わり現像中ですが、「ああ、全部いい感じに撮れてる!よかった〜!!」という、達成感と安堵感の混じった感情に浸ってます。
「演奏会写真」の、ある種の醍醐味を噛み締めております。
ふう・・・。

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家族写真・プロフィール写真スタジオ
かなでるフォト 代表 いしばし
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