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軽井沢ラブな女による、軽井沢偏愛スポットまとめ(4000字)

こんなツイートを見た。

何を言っているんだ…?長野には軽井沢があるじゃないか。

軽井沢が好きだ。この3年ほど年に3~4回は訪れているが、毎回新たな魅力を発見する。東京から新幹線で1時間と少しで行けることは意外と知られていない。
初めて新幹線で行く人はみな「こんなにすぐ着くの?!?!」と驚く。

移動時間が短いため、1泊2日でも十分リフレッシュできる。東京での忙しない日々に「ちょっと疲れたわ~!」という社会人にこそおすすめ。
去年しんどみオブザ人生だった時、たしか木曜日くらいに友達を誘って適当なホテルを予約し、その週の土日に軽井沢ステイした。紅葉と凛とした空気に癒された。思い立ったら東京からすぐに行ける、素晴らしい距離感。

軽井沢は10月1日から新幹線の割引適用期間になるうえ、宿泊施設で利用できる宿泊クーポン3,000円も発行されるので、行かれるかたも多いのでは?

別荘族には遠く及ばないが、そこそこ軽井沢に通っている私のおすすめスポットなどをご紹介する。

1.わたしのベストな過ごし方

1泊2日で、のんびり滞在することが多い。ざっくりこのような感じで過ごす。他の旅先ではホテルステイを楽しむ派だが、軽井沢では主に食事と散歩を重視している。

~1日目~
9時台 東京発の新幹線に乗る
10時台 軽井沢着 駅チカのホテルを予約しておき、荷物を預ける
11時台 早めのランチ
    徒歩で旧軽銀座方面へ移動
14時台 万平ホテルでお茶 
    テラス席でダラダラと喋る
16時台 スーパー「ツルヤ」買いもの
17時台 「ツルヤ」から星野リゾート運営の「トンボの湯」
19時台 ディナー
21時台 ツルヤで買った軽井沢のドリンクやおつまみ、フルーツで二次会@
~2日目~
10時台  のんびり朝ごはん
12時台 お昼ごはん
14時台  買いもの(アウトレットに寄ることもある)
17時台の新幹線で帰宅

こう見ると本当に食べてばっかりだな…。しょうがない、軽井沢は美味しいものだらけなんだもの。次項でおすすめグルメを紹介する。

2.おすすめグルメ

・モーニング

①ナチュラルカフェ イーナ
フルーツがたっぷり乗ったアサイーボウルがおいしい。私は事前情報なく訪れ、メニューで値段を見たときは正直「高い…」と思ってしまった(たしか1100円)。しかし運ばれてきたアサイーボウルを見たらそんな感想は吹き飛んでしまった。

見て、このかわいさ…!!!

キウイ、ブルーベリー、バナナ、ラズベリー、いちご、パイナップル、マンゴー、りんご、さくらんぼ、グレープフルーツなどフルーツが10種類は入っていて、満足感がすごい。軽井沢ではつい暴食してしまうので、朝からフルーツをたっぷり食べられるのもうれしい。

1点だけ注意なのが、寒い日や涼しい日にこのアサイーボウルを食べるのであれば、コーヒーは食後にお願いするのがおすすめ。アサイーボウルは冷たい食べものなので、若干冷える。こちらのお店はコーヒーもとても美味しいので、あたたかいコーヒーを食後に堪能してほしい。ちなみに、HPの写真と実物がいい意味で違いすぎるというレアなお店である。

②ベーカリー&レストラン沢村 旧軽井沢
ここでパンを買って、お店のテラスで食べるのが好きだ。夏限定の「契約農家さんの採れたてキュウリサンド」は絶対に食べるべき。きゅうり1本と有塩バター、そしてパンだけでこんなにおいしいの?!とちょっとびっくりした。

・ランチ/ディナー

①エンボカ 軽井沢
ピザが特においしいイタリアン。東京にも店舗はあるけど、軽井沢店でしか食べられないメニューもあるのでぜひ。焼き野菜や生ハムも美味。ピザはハーフ&ハーフにできるので、色々な種類を食べられるのもうれしい。

私はミョウガのピザがとくに好き…ミョウガの爽やかさと、味噌とチーズのうまみがあいまってシャブのようなおいしさだった…

デザートピザも美味しかった。よくある生クリームのピザではなくて、季節のフルーツを2つ選んで作ってもらう。いちじくと洋梨のデザートピザを食べたいがために、来年の秋もまた行くと思う。

ちなみに、だいたい予約で満席になるので旅程が決まったら早めに予約するのがおすすめ。

②カスターニエ 軽井沢ローストチキン
ここはまだ1回しか行ったことがないのだけど、スパイスのきいたローストチキンがべらぼうにおいしかった!皮もパリッパリで、家では作れない味。ディナーにしてはかなりコスパもよかった印象。
軽井沢では1日食べっぱなしなので、がっつりディナーはちょっとキツい〜ってこともしばしば。この店ではチキンと副菜をちょこちょこつまめるのもうれしかった。

③べジビエ
その名の通り、ジビエ料理が楽しめるお店。自家製鹿ボロネーゼと旬菜のグラタン、ロースト鹿肉とイノシシの醤油麹漬けなど、メニューを見ているだけで楽しい。
ジビエ以外のメニューも充実している。グリュイエールチーズと焼きたてベーコンの絶品キッシュ、千曲川サーモンとアボカドのタルタル…お腹を空かせて訪れたい。

④川上庵
言わずと知れた軽井沢のお蕎麦屋さん。お蕎麦もおいしいが、おつまみ系メニューが大充実しているので私は和食居酒屋として使っている。とろとろのだし巻きたまごと、夜限定メニューの鶏の炭火焼が特に好き。

常に大行列ができているので、予約をして夜に行くか、15時ごろの遅めのお昼ごはんに行くのがおすすめ。

・おやつ

ミカドコーヒーのモカソフト
ついツウぶってマイナーなものを挙げたくなるのだが、やっぱり定番のものって美味しいんだなあ!!王道サイコー!!と痛感させてくれる軽井沢の名物スイーツ。食べたことのないひとは絶対に食べてみてほしい。コーヒー屋が作るガチのモカソフト。東京のコンビニでも売ってほしい。

3.万平ホテルはいいぞ

軽井沢に行く目的の半分くらいは、万平ホテルのテラスでケーキをつつきながら友人とおしゃべりに興じること、が占めている。なので、滞在中に一度は立ち寄る。

新緑の時期はいうまでもなく最高だし、

11月ごろでも、太陽が出ている日であれば&コートをしっかり着ていれば、紅葉も楽しめる。

だいたいおやつの時間に行ってケーキを食べるのだけど、「伝統のアップルパイ」「復刻レモンタルト」など、ネーミングがもうズルい。

万平ホテルのテラスで過ごすと、なんというか「自分をいたわっている感」がすごいのだ。軽井沢にお立ち寄りの際はぜひ。

4.人民よ、スーパー「ツルヤ」へゆくのだ…

関東出身でない方に意外と知られていない、長野の最強スーパー「ツルヤ」。軽井沢店に立ち寄ることが多いのだが、とにかく品揃え豊富でいるだけでたのしい。

ツルヤの白眉は「ツルヤオリジナル商品」。魅力的なものが多すぎるんだ。軽井沢が誇る丸山珈琲のドリップバック、地場の果物をつかったジャムやドライフルーツ…。

ツルヤの人気商品や魅力を語った記事は世にごまんとあるのでぜひ参照されたいのだが、

とくにおすすめのオリジナル商品は「果実のまるごとジャム」。定番の「りんごバター」「栗バター」や、「ルバーブ」「いちごミルク」「シトラスマーマレード」「アップルシナモン」など、他ではあまりお目にかからない、でも絶対おいしいだろう…!というフレーバー天国なのである。

旅行が終わったあともQOLを爆上げしてくれるので、お土産にぜひどうぞ。

それとフルーツも安くておいしい!こちらのシャインマスカットは800円、しかし東京で2000円払って買ったシャインマスカットより美味しいというバグ。さすが長野。カットの梨も売っていた。カットりんごは見たことあるけどカット梨って…!

ツルヤは地ビールやワインもたくさん売られているので、おつまみとともにホテルでの晩酌用に購入するのも良いと思う。

冬の軽井沢で、ツルヤのおいしいものを買いこんでコテージにお籠り、とか超楽しいだろうなあ~ワインとスパイスでホットワインを作って、銘柄豊富なチーズやジャムをおつまみにするの。もしかして軽井沢別荘族のみなさんはこれを定常的にしていらっしゃるということ…?(震え)

ちなみにツルヤ軽井沢店でも前述のミカドコーヒーのモカソフトを買える。以前は旧軽銀座店は行列&ツルヤだと並ばず買えて穴場〜って感じだったけれど、最近ツルヤ人気で逆転している気がする。ツルヤの混雑すごいよね。

5.軽井沢滞在にあたってのメモ📝

①移動手段 
歩くのが好きな人なら、駅前ー旧軽井沢銀座まで片道30分程度なので余裕で徒歩でまわれる。途中にお店も色々あるし。
旧軽銀座に向かう手前、万平ホテルに通じる万平通りは緑が美しくて、歩いているだけで癒される。雲場池など周辺の観光スポットに行きたい場合は、駅前でレンタサイクルを借りたほうがいいかも。

②服装
夏でも夜は涼しいので、長袖1枚は必須。いつ行くにしても、脱ぎ着して調節できる服装でいくといいと思う。

③軽井沢のコンビニは24時間営業ではない
軽井沢のコンビニは22時~23時に閉まるので、必要なものは早めに買っておくべし。

④イケてるコワーキングスペースまである
軽井沢、なんと駅から徒歩5分程度のところにイケてるコワーキングスペースがある。一度使ったことがあるが、通話のできる個室もあって便利だった。

6.これから行きたいお店メモ

毎回お気に入りの店に行ってしまうものだから、なかなか新規開拓ができない。しかし軽井沢には気になるお店がたくさんあるので、備忘録として残しておく。

●カフェ/モーニング
ミハエル(ロシアンティー、営業期間は4月~11月)
エロイーズカフェ(ロケーション最高なモーニング)
キャボットコーヴ(夏季は完全予約制のアメリカンブレックファスト)

●洋食
アフェネステッラ(ピザ)
エルミタージュ ドゥ タムラ(フレンチ)
エブリコ(キノコ料理フレンチ)
ラモンタニョン(マッキー牧元絶賛のビストロ)
ウイング(じゃがいもピザが名物)

●和食
ささくら(蕎麦)
かまど炊きごはん 御厨(和食、朝ごはん)

以上!

軽井沢も多聞にもれずコロナで打撃を受けたことと思うが、宿泊施設で利用できる宿泊クーポン3,000円を発行するなど、軽井沢も本気である。

私が軽井沢通いをはじめた2017年の時点で、地元の方から「北陸新幹線が開通して軽井沢は素通りされるようになって、結構きびしい」と聞いた。たしかにそのころすでに、旧軽井沢銀座には空き店舗がちらほら出始めていた。

しかし今年9月下旬に訪れた際は、空き店舗がさらに増え、旧軽井沢銀座のショッピングモールの2階は空っぽになっていた。流石になかなかショッキングだった。

私は軽井沢の住人ないし、ああいった医療機関が充実しているとはいえない地域で感染拡大が起きては本当に大変だろうから、おおっぴらに「みんな軽井沢に行ってお金を落とそうな!」とは言えない。

しかし、都会に疲弊するたびに私を癒してくれた軽井沢に、これからも(とってもささやかながら)お金を落としていきたいと思っている。

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