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入学早々、Fラン大学の大学院の「ヤバさ」を身をもって感じた話。

こんにちは。人間生活ゼミナールです。
私は、先月、Fラン大学を無事卒業し、今月から、Fラン大学の大学院に内部進学しました。

現在、入学してまだ数日しかたっておらず、まだ授業も始まっていません。しかし、入学早々、Fラン大学の大学院のとてつもない「ヤバさ」を、身をもって感じてしまいました。
「ヤバさ」を感じたことが、相当ストレスになったようで、早速体調を崩してしまいました。

そこで、その「ヤバさ」とはなにか、Fラン大学の大学院は何がどうヤバいのかについて、書いてみたいと思います。

《登場人物》
私:地域屈指の進学校卒業後、大学受験に失敗し、Fラン大学に不本意入学。Fラン大学をトップで卒業。春から、Fラン大学の大学院に内部進学した。
院生①:中高一貫の中堅校卒業後、Fラン大学に“自称”不本意入学(たぶん指定校推薦)。卒業後、春からFラン大学の大学院に内部進学した。なお、学部4年次に、大学院の授業を先取り履修しているため(早期修了制度)、修士課程を1年で修了するつもりでいる。
院生②:中高一貫の学校卒業後、Fラン大学に入学。卒業後、春からFラン大学の大学院に内部進学した。①同様、修士課程を1年で修了するつもりでいる。
先輩:内部生。修士課程の2年生。
※私と院生①②、先輩は、同研究科の同専攻に所属している。なお、当研究科には、複数の他専攻も存在しているが、それらとは接点がないため、「4人だけ」という閉鎖的な空間が存在している。

①学部生気分の院生が多い

私は、内部進学をする際に、指導教員をはじめ、数多くの先生方から、「大学院は、大学とは違うからね。大学は、勉強をするところだけど、大学院は、研究をするところだから、いつまでも大学生気分でいてはだめだよ。」と何度も言われました。
だからこそ、私は、学部を卒業した時点で、「もう大学生じゃないんだ」という自覚をきちんともつように意識していました。

しかし、私の大学院の同期2人は、依然として大学生気分のようです。
所属していた部活を卒業したにも関わらず、まだまだ部活に「OB/OG」として顔を出し続け、新入生勧誘をしているようです(正規のメンバーとしてではない)。さらに、大学院の新入生向けガイダンスの際は、ずっと2人で異様なハイテンションで盛り上がっていたのですが、話している内容は、聞こえてくる限りでは、研究の話でも、社会問題でもなく、ただただくだらないものだったのです。

大学のことを蔑むもの(「こんな大学にさぁ、思い入れなんてなくない?」「うちの大学、くだらないよね。」「大学のこと、嫌いなんだよね笑」「こんな大学にあと2年もいるとか最悪だよね~w」)
←じゃあどうして大学院にまで進学してきたんだ?よその大学院に入学すれば良いじゃん・・・。
自分の母校たる中高一貫校の方が、大学よりも素晴らしい機関だ、というもの
←高校を卒業してもはや4年も経つというのに、未だに高校時代の話をして盛り上がれるのか・・・(なお、お互いに別々の高校出身)
・大学にいる先生について(例:○○先生は~)

よくこんなくだらない小学生レベルの会話で、何時間も盛り上がれるなぁと思います。

学部生気分というよりかは、「小学生気分」という言葉がしっくりきますね。入学式が終わった直後には、院生①が②に、「ねぇ!○○先生に会いに行こうよ!」と言い、いそいそと式場を後にしていました。それは、まるで進級したての小学生が、新しいクラスの中にいる昨年同じクラスだった子を引き連れて、昨年度お世話になったクラス担任に会いに行くシーンと酷似していました。なんだか懐かしい気分になりました。

また、ガイダンスは何時間にも及んで行われていたわけですが、その間ずっと、異様に高いテンションで、甲高い声でキャッキャと盛り上がる姿は、放課後、小学生がグループで遊んでいる様子を思い出させました。


②学部のときに「楽単」だった先生=楽に修士号をくれる先生という誤った概念を持っている

院生①の言葉に驚きました。
「うちの大学で、論文をちゃんと書けなくても、修士号を出さないなんてことはないもんね!就職するって言えば、必ず出してくれるもんね!」

ええ・・・(困惑)という感じでした。
院生①は、自分の研究テーマとは「畑違い」の指導教員のもとについています。どれくらい畑違いかといえば―上手なたとえではないかもしれませんが―夏目漱石の研究をしている院生が、森鴎外の研究をしている指導教員のもとにつくという感じでしょうか。

それでは、なぜ院生①が、「畑違い」の指導教員のもとにつくのかというと、それは、その指導教員が学部時代に「楽単」だった教員だったからです。よく院生①は、SNSで、「○○先生は、超楽単だよ!」と発信していましたし、院生①の4年間の全成績表をみると、当該指導教員だけが「秀」評価を与えているのでした(本人が、自慢げに「後輩のみんな、参考にしてね」と、公表している)。

学生が自分で決めた研究テーマに沿って、自ら研究をする場所であるはずの大学院でも、依然として「楽単」などといったくだらない概念が存在するようです。まして、自分の研究テーマに合わせて指導教員を選ぶのが普通であるはずなのに、その「楽単」基準で指導教員を選ぶとは、まったくおかしなものに感じられます。


③22歳にして、ガチで「仲間はずれ」にしてくる

院生①と②は、学部4年次に大学院の授業を先取り履修していて、反対に、私は先取り履修をしていなかったので、2人と私との間に距離感があるのは、理解できます。

しかし、2人は私を、あからさまに無視してきたり、仲間はずれにしてきたりしてきました。それは、知らない人どうしで自然に行われるものではなく、明らかな悪意をもって、不自然に行われるものでした。

3人でいるときも、私が2人に話しかけてくるスキを与えないように、2人は走ってその場を立ち去ったり(不自然すぎる)、私の方を見ないように2人で固まっていたり(不自然すぎる)していました。もちろん、挨拶もしてきません。

私のことを名前で呼ぶべき場面において(「○○さん、お願いします」などと言う場面)、2人は私の名前を知っているくせに(同じゼミだったことがあるから)どうしても名前で呼びたくないのか、「目線」で私のことを指してきたこともありました。なんて失礼なんだろう。

さらに、院生が各自で使えるスペースを決める際に、どうしても私を含めた院生4人で話し合わざるを得ないわけですが、院生①がキレ気味で私に「どこがいいの!!」ときいてきた際には、困惑しました。なぜそこでキレてくるのか・・・分かりません。

先輩一人がいる場面においても、先輩と院生2人でずっと盛り上がっていて、私を一人除け者にしてきます。話している内容は、「去年あったできごと」、すなわち、先取り履修をしていた二人と、一緒に授業に出ていた先輩にしかわからない話なのです。除け者にされるときあるあるですね。

④先輩もヤバい

院生二人だけがおかしいわけではありません。先輩も、なかなかヤバいです。

というのも、先輩と私とは面識があり、ゼミで一緒だったこともあるのですが…専攻内の顔合わせの際、先輩は院生二人には手を振り「久しぶりだね〜!」とノリノリで挨拶をしたものの、私に対しては、無視でした。私は、一応面識があるしな…と思い、先にペコっと頭を下げたのですが、それに対する「返事」もありませんでした。

もう私のことなんて忘れちゃったのかな?とも思ったのですが、自己紹介をしていないにも関わらず、後で「○○さんは〜」と私のことを名前で呼んできたので、私を覚えてはいたようです。となると、あのとき、わざと挨拶をしてこなかったということでしょうか…?

さらに、先輩は、色々な話をしている中で、去年私が先取り履修をしていなかったからなのか、私のことを「余計な一人」というニュアンスで表現してくるのです。
意図的に私を排除しようとしているのか?それとも、無意識に言葉の選択を誤っているのか?分かりませんが、あまりいい気持ちはしませんでした。

⑤指導教員はやる気がない

これは、私自身も困惑していることなのですが、指導教員は全くやる気がありません。

今の指導教員は、学部時代から引き続きお願いしている方なのですが、相変わらずアカハラまがいのことをやってきます。

いやがらせがひどいうえに、院生を指導しようとする熱意もやる気もありません。まず、絶対に論文指導を個別に行ってはくれません。他の研究科では、論文指導は個別に時間を設けて行われているとのことでした。しかし、私の指導教員は、わざわざ論文指導のための時間を設けるのか嫌なので、授業内で、自分のもとにいる院生全員分の論文指導をしています(だから、授業は行っていない)。したがって、授業時間外の面談、論文指導をお願いしても、一切対応してくれないのです。大量生産している機械みたいで、雑だなと思いました。

ちなみに、その指導教員は、あまりにも指導が雑だからなのか、私が知っているだけでもここ四年間で3人もの休学者を生み出しています(四年間で受け持った人数は5人程度。過半数が休学したことになる)。休学者が言うことには、「論文が書けない」「先生とのコミュニケーションが取れない(メールの返信が来ない、研究室を訪ねても居留守を使われる)」ということでした。その指導教員は、「院生自身の問題で、休学者のが続発している」と以前言っていたので、恐らく自分のもとにいる院生の休学率が圧倒的に高いことを認識しているようです。しかし、その理由を、院生自身に押し付けるようでは、やはり大学教員としてどうなのだろう?と思います。

私も、現段階で、指導教員とまともにコミュニケーションが取れていません。この前も、メールで、研究テーマの相談を申し込んだのに、その返信が来たのは、一ヶ月後でした。基本的なやり取りすら困難なので(大学に行っても会えない、メールの返信は通常一ヶ月は必ずかかる)、非常に困っています。


まとめ:Fラン大学大学院は、「小学生」が集う「魔境」

弊学のようなFラン大学の大学院は、はっきり言って、「研究の場」ではないと思います。

実際、修士号はホイホイ出るし(教員いわく、「博士課程に行くのでなければ、別に何かが書いてあれば良く、内容はどうでもいい。」とのこと。)、授業も簡単で、学部のゼミが延長されたようなものです。

2年間"大学"生活を延長させたい人、就職に失敗したけど履歴書に空白を作りたくない人、修士号をとってえばりたい人(現にそういう院生がいる)にオススメかと思います。研究者を目指したい人には、絶対にすすめません。
 
私にとっての弊学の大学院は、
同期・先輩の院生、指導教員のせいで精神がボロボロになるし、ろくに指導もうけられない、居心地の悪い場所
という感じです。

また、指導教員だけでなく他の教員が、なぜか私にだけ厳しく(厭味ったらしく、冷たく)接しているのがどうも解せないのです。他の小学生みたいな院生と先輩には、ヘラヘラ、激甘で接しているというのに。ガチで居づらいです。

いままさに、指導教員のせいで、ちょっとしたトラブルに巻き込まれていて、私の2年間の計画も崩壊し始めていて、すでにやばいです。
休学…いや、私の場合は、中退をしないように頑張ります…。

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