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米兵の犯罪は本当に多いのか

 2016年6月の日記です。
 
 先日の、沖縄米軍人による強姦殺人事件は野蛮そのもので、
被害者家族の思い、悔しさは如何であろうか、と思うが・・・
 
 サミットの直前というタイミングもあって、
メディアは連日大きく取り上げて大騒ぎだ。
某テレビ局は、米海兵隊の訓練映像を流し、
ああいった野蛮な訓練をしている海兵隊が沖縄にいるから、
今回のような事件が無くならないのだ、と印象付けていた。
普通の海兵隊員には迷惑な話だ。
 
 沖縄県知事は、数年前の少女強姦事件も取り上げ、
米軍基地があるが故にこういった事件が繰り返される、
と主張するが、本当にそうであろうか、
基地が無くなれば強姦事件は起こらないのだろうか。
 
 本当は、在日米軍の犯罪率は、かなり低い。
以下、数字を並べると、
 
 米軍を除く、沖縄県全体 0.30%
(日本全体の日本人の犯罪率とほぼ同じ、)
沖縄米軍        0.14%
在日中国人       1.57%
在日韓国・朝鮮人    1.94%
在日ブラジル人     1.52%
 
 沖縄の米軍人による犯罪は一般沖縄人の半分以下、
米軍は強姦などの凶悪犯罪が多いと言う人もいるようだが、
実態は、この差以上に米兵の方が少ない。
数字を見る限り、在日米軍はかなり規律正しい。
 
 仮に2万5千人の米軍が沖縄から出て行って、
一般人に置き換わったら、犯罪は増える。
この数字を沖縄県知事が知らないはずがない、
基地反対運動に事件を利用しているのだろう。

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