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一生独身なら、老後はどうするの?

(2019年投稿・2021年修正再投稿)

先日友人から言われた「一生独身なら、老後はどうするの?」という言葉が心に刺さって、気になり続けているので、何が気になっているのまとめてみたいと思います。

■そもそもどの時点で結婚を考え始めるのか?

例えば彼氏彼女、それに該当するパートナーができて、生活をともにしていける、と確信したらとか、付き合って◯◯年だし、年齢が◯だから…とか、子供が欲しい、孤独は嫌だとか、一般的に色々理由はあると思います。

一生一緒にいるなら、法的に家族になる(=家族として権利と責任を持つ)、それが結婚かなと思います。

結婚は否定しませんし、私も普通に結婚した両親から生まれ育っているので結婚って普通のことだと思っています。

でもなぜだか、強い違和感もあり、いわゆる自然に(あるいは、適正年齢だから)結婚したいな、と思えたことがないので、結婚に向けた積極的活動もなく、現在に至ります。

周りが心配して言葉をかけてくれても、世話を焼こうとしても、なんとなく気乗りしなかったのでスルーしていました。

結婚したくて相手を探すのか、相手ができて結婚したいと思うのかでも違ってくると思うけど、そもそも子供から大人になり社会に出て、いったいどの時点で結婚が自然に考えられるようになるのか、自分にその瞬間が訪れないのでわからないことに気づきます。

■結婚しない=一生独身なのだが、確固たる意志があるわけではない

年齢的にいい年した中年なので、今の生活スタイルで今後自然な出会いがあるとは思えませんし(もちろん、年齢に関係なく出会いはありますが、確率は下がると思うためこう書きます。)、婚活など積極的なアクションを起こさない限り、一生独身ということなります。

にも関わらず「一生独身なら老後どうするの?」と友人に言われた時に、心にグサって刺さったのはどうしてだろうと考えた結果、
1:結婚は自然に考えたことがない
2:でも一生独身をつらぬく!のような確固たる意思もない
3:1と2だと結局は一生独身

結婚することも独身でいることも、深く考えたことがないまま、この年までいたことがわかりました。

…それなのに「一生独身」と「老後」「死亡するときはどうするのか」を突きつける一言が降りかかってきて、思いのほか戸惑っているようです。

■確固たる意志がなくても、現状に合わせて備えることは必要

「孤独は嫌だ」とか「将来不安だから」と言った、他人を安全弁に使うような結婚は、私には違和感がありますが、結婚自体は否定しません。

ただ積極的になれない以上、結果的に独身でいることを強く意識して、状況に合わせた備えが必要かなと気付かされたので、今回の友人の言葉は心に刺さったけど、良かったと思います。

■一生独身を前提した将来設計へ

確固たる意思がなくても、現実は結婚へのアクションを起こさない限り、または、それこそ運命的な出会い(笑)が起こらない限り、私は独身なんでしょう。

なので、住む家・自分の健康・お金・そしてどんな人生を送って、どうしまいたい(終活)のかまで、まだ40手前で少し早くて曖昧な部分が多いけど、いくら考えても、結局未来はわからない。

病気になるかもしれないし、想像できないけど結婚するかもしれない。(こどもは年齢的に自然に産めないだろうから、これは除外してもいいかな。)

稼ぎも悪いし、人脈も身内以外はほぼない状態だけど、幸い平均寿命、または健康寿命ベースで考えても、時間はまだ十分ある。

結局は、今の現状(独身)をベースにして、老後への備えを多少念頭におきながら、今を楽しみつつ、コツコツ進めて行くしかないだろう。



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