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「沈黙の艦隊」が興味深かった・・・ 〜原子力潜水艦は最先端の兵器〜

サムネの写真は、呉(広島県)の自衛隊基地の写真です。

先日、Amazonプライムで、アニメ「沈黙の艦隊」を視聴しました。

この「沈黙の艦隊」は、現在映画館で実写版として上映中です。

このアニメの主人公は、原子力潜水艦の(日本人の)艦長が、独立国宣言し首長になるという設定で始まります。

戦争映画ではなく、世界の非核化と平和を主テーマにしていますので、映画館かアニメで視聴されると共感出来るかと思います。

現代の戦争においては、空母などより原子力潜水艦の方が戦争では有利とされています。

そういった視点でも、このアニメはとても興味深かった。

現在、人工衛星の画像は、地上分解能0.6mです。

宇宙航空研究開発機構が2006年1月24日に打上げた陸域観測技術衛星「だいち(ALOS)」に搭載されているパンクロマチック立体視センサ「PRISM」は、2.5mの地上分解能を持っています。(つまり、地上の2.5mの大きさのものまで見えます。)
また、民間の商業衛星では、地上分解能0.6mというものもあります。

jaxa資料より

これぐらいの分解能ならば、乗用車またはバスといった自動車の車種、空港のターミナルと飛行機、ビルに建設現場の進捗状況、運航中の船などさまざまな経済活動が判別できる。

つまり、地上戦での動きはほとんど監視できるようになった。

戦争においての隠密な行動のためには、地下か海面下しかないのが現実です。

そうした意味で、潜水艦は現代兵器としては、最も優れている。

地球上の海の表面積は約3億6千万平方キロメートルです。

これは地球の表面積約5億1千万平方キロメートルの約70%を占めています。

運航も世界中にアクセス可能で自由自在です。

原子力潜水艦なら、動力を原子力に頼っているため、半永久的に潜航して任務を継続することができます。

原子力潜水艦であれば海水を蒸発させて真水を作りだすことができ、それを電気分解することによって酸素も作り出せます。

実際には食料の問題で半永久的に潜っていることはできないのですが、無人の(ドローン)潜水艦はすでに実践的に配備されいる。

また、核弾道ミサイルは、長いものは1万km以上射程があります。

例えば、東京・ハワイ間で約6,400km。

核弾道ミサイルは、簡単に作れます。

SNS上で、核爆弾の作り方の設計図が拡散され、話題になったこともありました。(現在は全て削除か?!)

ちなみに、日本は原子力発電によりプルトニウム(46トン)が豊富で、一説によると2,000発の核爆弾は数日で製造可能です。

諸外国では、日本が核保有国であるというのは一般的な見方であるとしています。

余談ですが、私の友人(女性)の彼氏は自衛隊の潜水艦勤務ですが、当然、一切任務内容や期間については知らされませんから、(恋の相手として)待つ身は辛いようです・・・。

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