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デザイナー就活生にぽの1年間。

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。

大学4年生、デザインを学ぶにぽです。
春になり、暖かくなりましたね🌸

さて、本日は一つ自分の中で書き留めておきたいテーマであった「就職活動」についてです。自分は24卒として今年の2月まで行い、無事終えることができました。来年の春からUXデザイナーとして働く予定です。

就職活動って言葉だけ聞くと怖くて実態の掴めないものだと思う方多いのではないかなと思います。(一年前の私もそうだった)

自分もそのひとりだったので、就活必勝法!!というよりかは、24卒の私が感じたことや考えたこと、生の声をここに記すことで25卒以降の後輩の皆さんの何かになっていただけたらと思います。


かんたんに私について


上記に書いたように、最終的にはデザイナー就活(いわゆるポートフォリオを使う就活)をしてきましたが、最初からUXデザイナーになりたいと思って一直線で就活していた訳ではないんです。一般就活(適性検査とかSPIとか)も少し齧りながら、いろんな回り道して辿り着いたのがUXデザイナーでした。

空間や設計にも興味があったし、企画職にも興味があったり。。。な私だったので、こんな就活の形もあるのね、あるんだなと思っていただければ!

それでは、レッツラゴー✍️

私の就活モチベーショングラフ


ざっくりと書いてみました。主観+思い出しながらなのでふーーんくらいで見てください〜

上の画像が1年間の就活時のモチベーショングラフになります。
こう振り返るとなかなかジェットコースターな1年間でしたね・・・
ここからはこの1年間を5つのフェーズに分けて振り返っていきます↓↓↓

1.何もかも手探る期(大2の2月〜大3の4月)


【この時にやっていたこと☀️】
・自己分析をやってみる
・初めて説明会に参加してみる
・作品をポートフォリオ風にまとめてみる

大学2年生の冬ごろから来年は就活で〜インターンで〜という教授からの言葉をちらほら聞くようになりました。はてインターン???と課題だけに打ち込んでいた自分には正直イメージが湧かなかったです。そして行きたいと思った会社が自分を選んでくれるイメージもできていなかった。

そんな時に、少しでも就職活動の一端をやってみようと思えたのは友人の存在でした。友人はあの頃から就職活動を見据えてバリバリに動いていたので何からやればいいかと聞いたら自己分析だね!と言われたことがきっかけでした。

じゃあ自己分析ってなんやねん、何からやろうと思ったときに調べて手に取ったのが、「メモの魔力」という本です。↓↓↓

本の内容もデザインを勉強する自分にとって為になることばかりだったこと、そして巻末についている自分を知るための【自己分析1000問】で自分のことを少しずつ知ることができました。1000・・・!?と最初はなりました(今も全てやり切れてはいない)が、全部やらなきゃスタンスじゃなくて毎日数問でもいいからやってみようと思ってやっていました。

あとは気になるなあと思っていた会社の説明会にドッキドキしながら参加してみたり、今までの課題をゆるーくポートフォリオ風にまとめてみたり、本当に最初の一歩、みたいな形でゆるゆるスタートさせてみました。

【今振り返って思うこと、大事だと思うこと☁️】
・最初の一歩はなんでもいいと思うから、自分でもできそうと思ったことからやってみる

最初はなんでもいいかなと思います。自己分析!と堅苦しい名前だけど、分解してみたら自分ってなんでこの大学選んだんだろう?とか、何が苦手だと感じたのかな?とか、どうしてこの部活選んだのかなとか。自分と対話してみるだけでもいいと思います。人と話したり、紙に書いたりでも。

このメモの魔力のおかげで、自分は当初「空間やデザインを軸に人々に幸せを届けたい」という思いが生まれました。

それでもこの時はデザイナーとか、設計職とか細かい部分まではふわふわ
していました。若干気持ち的には設計職に傾いていたかも。

2.とりあえずポートフォリオ完成させるも砕ける期(5月〜7月)


【この時にやっていたこと☀️】
・ReDesigner for Studentのオンライン合同説明会に参加する
・ポートフォリオver01を作る
・ポートフォリオを教授や友人に見せる
・ポートフォリオをサマーインターンに応募する

授業も始まり、4月と5月は設計課題にバタバタ追われていました。そんな時、TwitterでReDesigner for Studentさんのオンライン合同説明会のツイートが流れてきました。説明会って緊張と周りの勢いで圧倒されがちなイメージでしたが、この説明会はカメラ・マイクオフで参加OK。

何気なく参加しましたが一番印象的だったのはキャリアカウンセラーの方、企業の方が暖かく、仕事って大変だけど楽しいよっていう雰囲気が画面越しから伝わってきました。

この時UIUXデザイナーになるかも迷っていた私ですが、「デザイナーって楽しいのかもしれない」と思えました。

そしてそこで参加者に案内されたのがサマーインターンの応募。
ポートフォリオが必要だということで、これまたReDesigner for Studentさんに掲載されている先輩方のポートフォリオを参考に、見よう見まねでver01を作りました。この時はUIUXデザイナー興味あるかも、という気持ちで。
設計課題の作品を2個、アプリ制作の作品を2個。1ヶ月課題と両立させながら黙々と作り続けてやっとこさで完成させました。そして気になる企業に応募+教授に見せに行きました。



が、



モチベーショングラフにあるようにこの期間が就活時一番の落ち込み。

作ったはいいものの、サマーインターンはほとんど落ちてしまう&教授にはハチャメチャに言われてしまう。(今思えば愛のあるアドバイスだったと思います。)

大学の食堂で泣いてしまいました。今思えばいい経験だったと思えるけどあの時はUIUXデザイナーにはなれないかも、狭き門なんだとすごく落ち込みました。


それでも空間とUIUXデザインの1社ずつで合格をいただくことができました。この時は本当に冗談抜きで奇跡だと思いました。それと同時にこのチャンスを無駄にしたくないと思い、ReDesignerのキャリアカウンセラーの方にも話を聞いていただきながら、落ち込んでる暇なんてないことに気づくことができました。

【今振り返って思うこと、大事だと思うこと☁️】
・ポートフォリオは壊してなんぼの精神
・他人と自分を比べない、比べるなら前の自分と今の自分を比べる

ポートフォリオって終わりはないし、ずっと作り続けるものだと思います。だからこそ、作ったものを壊すことを躊躇わずにどんどん手を動かし続けられるかが大事だと今だから思います。

あとは比べない(ようにする)こと。他の人と自分を比べて落ち込んでしまう、あんなに動いていて、ポートフォリオもクオリティ高くて。。。って考え出したらキリがないです。
仕方ない、動いている人はもっと前からたくさん努力を重ねているから。

そこに脳みそのキャパを費やさないで、前の自分より、ここができるようになった。もっとここをこうしようと自分に還元したほうがいいとあの時の自分に言いたいです。

3.初めてのことだらけの大成長期(7月〜9月)

【この時にやっていたこと☀️】
・サマーインターンに参加する(空間/UIUXデザイン 1社ずつ)
・大学のワークショップに参加する
・プロジェクトマネジメントの資格を取る

そして夏休みでは空間とUIUXデザイン、1社ずつのサマーインターンに参加しました。この2社を通してUIUXデザイナーになりたいという気持ちが強くなりました。


サマーインターンの学びnoteはこちらです↓↓↓


空間や設計も自分にとって好きなことだし空間のインターンも学びの多い経験だったのですが、その後に参加したUIUXデザインのインターンでチームで考えて、作って届けることの面白さに触れて、今までふわふわしていた自分の軸を固めることができました。

また夏休みは、インターンの他にも大学内で台湾の人と五日間みっちり英語でワークショップしたり(このnoteも書きたい)プロジェクトマネジメントの資格を取ったりなど、初めてのことをたくさん経験して確実に夏前の自分よりかは、成長できた期間だったと思います。

【今振り返って思うこと、大事だと思うこと☁️】
・サマーインターンやワークショップでのはとっっても大切

自分がこの期間、成長できたと思った理由は初めてのことに挑戦したということと、デザイナーを志す同期や先輩デザイナーとたくさん関わり合えたからです。

ポートフォリオも自分一人だと息詰まることが多いですが、インターンで知り合ったデザイナーさんに見てもらったり、同期の方の話を聞いて、考えを広げてみたり。自分が成長できる、刺激をいただける人たちの話を聞く・プラスの作用が
働く環境に身を置きながら自分も頑張ることが大事だなと思いました。

先ほど「他人と比べないこと」も書いたのですが、周りのパワーをもらうと同時に自分は・・・と落ち込んでしまうことも少しありました。でもそれを刺激に、自分のエネルギーに変換することをこの夏、いろんな方と出逢いながら少しずつできるようになりました。


4.じっくり自分と向き合う期(9月〜11月)

【この時にやっていたこと☀️】
・ポートフォリオver02を作る
・カジュアル面談などを通して自分が何をしたいのか今一度考える
・少し就活から離れてみる

そんな感じで体感では秒で過ぎ去ってしまった夏休みが終わり、9月と10月では、ポートフォリオ制作に時間を多く費やしました。レイアウトを変える・見せ方を変えるうんぬんの前に、このアウトプットは課題を解決できるのかと根本から見直しました。(つまりほぼ作り替える)
たくさんの時間をかけながら向き合いながら、手を動かしました。


それと同時並行で、企業の方との面談(いわゆるカジュアル面談)を通して、企業と自分を照らし合わせてみたり自分ってどんなデザイナーになりたいんだろう?と自分の考えを整理する時間も多く取りました。




そんな感じでノンストップで進めていましたが・・・




ここでも落ち込んでいますね。頭の中が一杯一杯になってしまい、少し疲れてしまったのがこの時期です。ポートフォリオやらなきゃ、と思いながらもうまく進められない感じでした。

その時は、思い切って数日間就活やデザインから離れた生活をしました。
美味しいものを食べて、早めにたくさん寝て、友達とたくさん話して。
そしたらいつの間にか回復して、みんなの更新されるポートフォリオをみてもやらなきゃ、ではなく「自分もやろう!」と前向きな気持ちで進めることができました。

【今振り返って思うこと、大事だと思うこと☁️】
・やる気スイッチは無理に押さなくても大丈夫

やる気スイッチがずっとONだといつか切れてしまいますよね。うまく自分と相談して充電しながら動けたらいいのですが、今でもそれは自分の課題です。

やる気スイッチを押す・気合いをいれる場面も必要な時はありますが、自分の心と体と相談しながら、進めていくことが大事です。健康第一。

5.いろんな人と話して動きまくる期(12月〜2月)

【この時にやっていたこと☀️】
・自分に合う企業を探す&面談を受けまくる
・本選考を受ける
・ウィンターインターンに参加する
・ポートフォリオver03を作る

12月に入り企業のことを調べながら、面談させていただきながら、ウィンターインターンにも参加しながら自分の行きたい会社の選考を受け始めました。

この時期は一人で抱え込まず、とにかくいろいろな企業の人事の方やデザイナーさん、キャリアカウンセラーさんに話を聞いていただきながら自分の軸を最終形態まで固めていきました。

それと同時にポートフォリオも更新しながら、自分自身の思いをどう伝えられるか、とにかく言語化しながら進めていきました。

この時作っていたポートフォリオ3.0verのリンクです↓↓↓

こんな形でポートフォリオ作りと選考を同時並行で進めながら、無事に第一志望の企業から内定をいただくことができました。

【今振り返って思うこと、大事だと思うこと☁️】
・自分1人で考えたことはいろいろな人と話してブラッシュアップする

ポートフォリオ制作でも言えることですが、自分のやりたい軸は将来像について自分1人で考えても他の人から見たらその考えはどこから?こういうことに繋がるの?と枝分かれのようにどんどん広がるものだと思います。

いろいろな人と話すことで自分の考えにより説得力を持たせることもできるし、さまざまな視点で考えることで肉付けすることができます。

実際、私もある企業の人事さんとのカジュアル面談でより自分の考えを掘り下げていただいたことからその後の自分の伝え方や考え方をブラッシュアップすることができました。


さいごに

読んでいただいたらわかる通り、実際にUIUXデザイナーを本格的に目指したのは夏頃からです。その時はまっったく、自分がデザイナーになるイメージも内定をいただいているイメージも湧かずに不安だらけの中、手を動かし続けていました。

でもなんとかなりました。
振り返ってみれば、4月5月で一生懸命に取り組んだ設計課題も無駄ではなく、ポートフォリオにしっかり入れて面接で評価をいただいたこともありました。

このnoteでは役立つノウハウはあまり書けなかったかもしれないですが、回り道してもいいんだな、少し就活から離れてもなんとかなるんだな、と、心のどこかにおいていただけたらいいなと思います。

さいごのさいごに、デザイナーになれたのはインターンで出会えた同級生たち、たくさん話を聞いていただいたキャリアカウンセラーさん、企業の方、両親の存在があったからです。本当にありがとうございます!!!!!

就活って孤独に感じる場面も多いかもしれないですが、デザイナー就活は本当に恵まれた環境で、協力しあえる人たちがいます。だから、「就職活動って怖い」というイメージもいつの間にかなくなりました。


就活中に読んで心が軽くなったnoteさんを紹介して終わります↓↓↓


では、今回はこの辺で。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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