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教務・校務でのChatGPT活用 vol.5 〜学年便りの文面案生成〜

こんにちは!ライフイズテック サービス開発部のにっぴです。

「教務・校務でのChatGPT活用」シリーズ、最終回である第5回のテーマは「学年便りの文面案生成」です!

それでは、ぜひこちらのリンクからChatGPTにログインし、実際に入力を試しながら読んでみてください。

今回は、学年便りや学級便りの文面案を生成させてみましょう!

学年便りの文面案生成

プロンプトテンプレートに要件を入れて文面案を生成させる

学年便りの文面案を生成させる基本的なテンプレートのフォーマットは次の通りです。

学年便りのプロンプトのフォーマット
  • プロンプトテンプレート:

### 命令
出力フォーマットに沿って、学年便りの冒頭の文章案を作ってください。

### 学年
[学年を書く]

### 時期
[配布時期を書く]

### 対象
[誰宛かを書く]

### 出力フォーマット
- 学年便りの構成:
- 冒頭の文面案:

【入力時の注意点】
・メッセージを送信:Enter(エンター)
・メッセージ内で改行:Shift(シフト) + Enter(エンター)

  • 入力例:

### 命令
出力フォーマットに沿って、学年便りの冒頭の文章案を作ってください。

### 学年
高校3年生

### 時期
9### 対象
保護者

### 出力フォーマット
- 学年便りの構成:
- 冒頭の文面案:
  • 出力例(GPT-4):

出力例(GPT-4)

ここからは、より目的に沿った文面案に調整する方法をご紹介します!

Tips① 足りない要素を伝えて調整する

Tips① 足りない要素を伝えて調整する

ChatGPTから提案された文面案に足りない要素があれば、できるだけ具体的に要望を伝えてみましょう。具体的に言語化することがポイントですが、意外とふわっと伝えてもいい感じに直してくれることも……。考え込むより、とにかく言葉にして返してみましょう!

一度で伝わらなければ、また「ちょっと意図が違います。〜〜してください。」など、何度でも返して、求めるものに近づけていきましょう。

Tips② 複数案を出させてみる

Tips② 複数案を出させてみる

文面に入れる要素などの方向性が決まったら、複数の案を出させてみましょう!3案や5案など、具体的に何案を提案して欲しいかを指定するのがポイントです。一つの案だけだとイマイチでも、複数出させることで、求めるものに近いものが出させる可能性が高くなります。

Tips③ 要約させる

Tips③ 要約させる

内容がいい感じになってきたら、学年便りの冒頭のスペースに収まるように、文字数と指定して要約させましょう。


応用編 学級便りの文面案の生成

応用編:学級便りの文面案の生成

学級便りの文面案は、学年便りのプロンプトの「学年便り」→「学級便り」に変えた次のテンプレートをコピペして、学年、配布時期(何月か)、配布対象(生徒か保護者か)を入力し、生成させてみましょう。

  • プロンプトテンプレート:

### 命令
出力フォーマットに沿って、 学級便りの冒頭の文章案を作ってください。

### 学年
[学年を書く]

### 時期
[配布時期を書く]

### 対象
[誰宛かを書く]

### 出力フォーマット
- 学級便りの構成:
- 冒頭の文面案:

【入力時の注意点】
・メッセージを送信:Enter(エンター)
・メッセージ内で改行:Shift(シフト) + Enter(エンター)

  • 入力例:

### 命令
出力フォーマットに沿って、学級便りの冒頭の文章案を作ってください。

### 学年
高校1年生

### 時期
1### 対象
生徒

### 出力フォーマット
- 学年便りの構成:
- 冒頭の文面案:
  • 出力例(GPT-4):

出力例(GPT-4)

上記の学年便りのTips①〜③に加えて、Tipsをもう一つご紹介します!

Tips:季節に関するひとネタを加える。

生徒向けに配布する学級便りということで、配布する季節に関するひとネタを入れさせてみましょう!ここでも、複数の案を提案させることがポイントです。

いかがでしたでしょうか?

「ここが良かった!」「こうなって行き詰まった……」「こうしたら上手くいった!」などなど、ぜひコメントを頂けると嬉しいです。



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