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知多半島視察!山車や蔵元に感激【愛知県】

こんにちは!ニッポン観光連盟の米満千佳代です。

名古屋でランドオペレーターとして旅行会社様からのご依頼により、予約手配のお手伝いをしています。

今回は、所属するニッポン観光連盟の皆さまが愛知へいらっしゃるとのことで、

旅行会社の(株)アクトユー・トラベル様と一緒に視察ツアーの企画、予約手配をお手伝いさせていただきました。

旅行当日も愛知県民として、県外から来た仲間に色々体験してもらうために時間許す限り案内をしました☺

半田市の山車、日間賀島ふぐの他、最近更に注目されている愛知の醸造文化についても知ってもらいたく、蔵元様の見学は2ヶ所ご案内し、お酒・みりんの奥深さを改めて知っていただくきっかけとなりました。

今回はそういったレポートです。

(ちなみに知多半島はこちらです↓)

【当日のコース】 今回はこの順番でまわりました。

半田市 立川美術館
 ↓
碧南市 杉浦味淋
 ↓
南知多町 日間賀島 日間賀観光ホテル
 ↓
常滑市 澤田酒造




立川美術館へ

半田市では「立川美術館」へ。

立川美術館というのは愛知県公式観光ガイドによりますと

立川美術館は、その亀崎の山車を手掛けた伝統彫刻「立川流彫刻」の世界を紹介する私設美術館です。

ここでは、江戸幕府御用の宮彫りであった立川流彫刻の発祥から、諏訪・知多での発展、現在の再興活動、精巧に作られた山車のミニチュアまで、貴重な資料や作品を展示紹介しています。

館内の見学の際は、ボランティアガイドや彫刻師が丁寧に案内してくれるため、子どもから研究者まで楽しく知識を深めることができます。また、他ではできない「山車乗車体験」「からくり・お囃子の実演」なども人気です。

https://www.aichi-now.jp/spots/detail/3168/


立川流彫刻と亀崎潮干祭の魅力を伝える私設の美術館で、愛知の「からくり山車」が楽しめるスポットです。

私たちも立川流の方に、半田市の中でも特に「亀崎エリア」の山車まつり(からくり人形を乗せた山車が出るお祭り)について講演していただき、皆で傾聴いたしました。





立川美術館のある半田市亀崎エリアはレトロ感のある港町です。

周辺には、日本最古の亀崎駅舎や、伊東株式会社などの直売所併設の酒蔵があるので、「まちあるきプランとして一緒にご案内できるようになるといいですね」と、立川美術館の施設スタッフさんとも情報交換した後、周辺散策をしてから次の場所へ向かいました。


山車乗車体験コーナーがあるので、
山車に乗れるのがこの美術館の良いところ!!

仲間と一緒に記念撮影しました☺




味淋(みりん)蔵「杉浦味淋」へ

お次は碧南市(へきなんし)にある「杉浦味淋」に足を運びました。

愛櫻(あいざくら)純米本みりん醸造元、杉浦味淋株式会社の杉浦社長に味淋蔵(みりんぐら)の案内をしていただきながら、三河碧南エリアや味醂の魅力についてのお話を伺いました。


社長自らの丁寧な説明‥大変有り難かったです。



我々も真剣に聞き入りました。


見学の後は商品の試飲もさせていただきました。

実際の魅力を知っておかないと、お客様におすすめ出来ませんので、我々旅行関係者は各スポットの魅力を体感し、味まで確かめております。


こちらの会社の「愛櫻みりん」は本当に美味しいのでファンも多く、今では全国の久世福商店さんでも購入できます!




碧南市は実は観光スポットが多い

ちなみに今回みりんの見学をお願いした杉浦味淋さんがある碧南市は見所満載です😊。

特に東照山 称名寺(しょうみょうじ)が有名です。

徳川家康の幼名に「竹千代(たけちよ)」と命名したのは
このお寺なんです!


称名寺の他にも歩いて回れる距離に10箇所のお寺があり、まちあるきとして面白いと思っております。

今回、愛知視察に参加いただいた皆さまにも紹介したく、マップをお渡ししました。

仏閣めぐりが好きな方にもおすすめの街です✨

他にも、白だしの七福醸造さんも見学させてもらえますし、「食べりん」というエビせんべいなどの名物もあります。

「食べりん」はえびせんべいですが、トレーも食べれるように面白い仕掛けがしてあります。

ちなみに「◯◯りん」は三河弁です。

「食べてみりん(食べてみての意)」といった感じです😄





日間賀島へ

味醂の勉強をした後は海上タクシーで移動し、日間賀島へも行きました。

日間賀島では日間賀観光ホテルにて、ふぐの魚醤焼きコース🐡をいただきました。

ちなみに日間賀島は「ひまかじま」と呼びます。



ふぐ🐡!美味しいです😂

一人一皿あるのでたっぷり食べられます。

その他にもふぐ雑炊、ふぐの唐揚げに、大きなタコまであり、贅沢なコースでした。

大変美味しかったです✨



常滑市の澤田酒造にも

最後は常滑市(とこなめし)の澤田酒造へ。

澤田酒造株式会社の澤田薫社長より、直接酒蔵をご案内いただきました。

最初に、日本酒を実際に作る過程で使用する仕込み水の試飲をさせていただきました。

仕込み水は、米とともにお酒の質を左右する要素でもあると言われていますが、実際に試飲するととてもなめらかで、これがどうやって日本酒に変わっていくか想像するのも感慨深かったです。


酒蔵の中も澤田社長自ら丁寧に案内いただきました。

まずは2020年11月に麹室が全焼という被害に遭いながら、多くの同業者である酒蔵の皆様や、応援いただける皆様の支えがあったことで日本酒造りを再開されたお話。

そして機械化も進む中で、現在でも、江戸時代から受け継がれる「古式伝承」、伝統の造り方を大事に守り伝えながら、時代の変化に合わせて新しい挑戦をされている酒作りの工程についてのお話なども聞かせていただき、大変に勉強になりました。


酒蔵を案内いただいた後は直売所へ移動。試飲させていただきながら、それぞれが気に入ったお酒を購入させていただきました。

直売所には様々な種類のお酒の他、知多半島の醸造調味料も置いてあります。

澤田酒造様では、海外のお客様へ向けて英語でご案内されることもあるそうです。

名古屋の空の玄関口「セントレア」からも近いので、近くを通られた際はぜひお立ち寄りくださいね。
※見学要予約




感想

今回、視察旅行ということで、短い時間の見学時間しか確保できなかったり、時間の変更をお願いしたりと、当日の事情で変更もありながら、皆さまにご協力いただいたおかげで無事にツアーを終えることができました✨

視察関係箇所の皆様には感謝しかありません。

そして参加いただいた旅行会社の皆さまからも好評いただき、愛知の魅力を県外の旅行会社の皆さまへ伝える事ができたのは、一歩前進!と思っています。


愛知でも、昔から受け継がれている地域にまつわる文化、醸造文化が多く残っており、守りながら次の世代へ繋げていこうとされています。

まだまだ他にもご紹介したいので、これはまたの機会に。

合わせて周辺の観光も紹介していく事で、愛知の観光、周辺地域の活性化に繋がればと思います。

今回は視察のため日帰りでしたが、ちょっと慌ただしくなってしまいました💦

今回ご紹介のコースですが、実際に「行ってみたい」と思った方は日間賀島等で1泊して、2日かけて回るのをおすすめします。



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お寺巡りや酒蔵、みりん蔵の見学など愛知中心の体験プランご案内できます。

事前に予約、問い合わせが必要となります。
「是非体験してみたい!」という方、お気軽にご連絡ください。

いいたび企画 米満 千佳代

TEL  052-937-2631 
FAX 052-937-2632
ホームページ  https://www.iitabikikaku.com/


(代筆 宮乃かぽり)




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