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懐かしさに出会いなおす旅【バリ島9日間旅の振り返り日記 その1】

9/4にテルミー温熱療法の興梠先生に逢いに西東京に行ったことからこの旅は始まったと言ってもいいかもしれない。

その時まで全くもってインドネシアのバリ島に自分が行くなんて微塵も想像すらしてなかった。

ただ興梠先生の話を聞いていたら何か自分の深い部分で響くものがあり、頭ではこんな急な日程ではバリ島に行くのは難しいと否定しているのだが、このタイミングで敢えて飛び込んでみるのも愉快、痛快なのではと直感は言っていた。

興梠先生とは友人の紹介で20代前半の時に初めて逢った。それから途中何年か通っていない時もあったけど、今に至るまでに20年間ご縁が続いている。興梠先生の所にお話を聞きに行くと、いつも何かしらヒントなりインスピレーションを受けることが出来るので、特に身体の調子が悪くなくても時々ふと逢いたいなと思った時に通ってきた。

今回バリ島で行われるワークショップは「なつかしいリトリート」と言って、90年代からインド、ヨーロッパなど海外で毎年のように開催してきた3日間の宿泊型のワークショップだ。

これまで20年間ヨーロッパや日本で開催されてきたこのリトリートに何度か興梠先生からお誘いを受けたこともあったが、予定、タイミング、経済的な事情から参加することができなかった。だから今回参加するのが初めてという事になる。

リトリートの主な目的は大人になって忘れ去ってしまった本来の自分を思い出すことを実際に身体を通して体験すること、実感することのようだ。

その都度パートナーと一緒に「見つめること」「見つめられること」「触れること」「触れられること」などを通じて、「わたし」と「あなた」の間にある分離感、境界線が緩められて、溶かされていくというのがリトリートの概要だ。


おそらく一緒に暮らしているパートナーや母親はこんなに急な海外旅行の話には反対するだろうなと予想していた。しかし来月バリ島に旅に出ようと思っていると伝えると、「あぁそうなんだぁ。行ってきたらいいんじゃない」というような反応。

それから格安航空券のポータルサイトを使って、現在インドネシアバリ島までの航空券ってどれくらいするのかを調べると、安いものだと往復で5万円程で航空券が購入できる事が判明。

キャンセル保証や海外保険などを付与しても7万円代で購入が可能なので、実際にバリ島に行くことを視野に入れて何日くらい滞在するのかを検討することにする。

これまで海外に旅行するときは最低でも3週間以上は滞在してきたので、今回も海外に行くのであれば10日以上は滞在したいなと思い、色々と悩んだ挙げ句ベトナムハノイ経由の飛行機の便でバリ島に行くことに決めた。
西東京で興梠先生の話を聞いてから、1週間ほどで実際に航空券も購入してしまった。

自分が決めているというよりは、何か宇宙のシナリオと言うか、大いなるもの、大きな流れのようなものに突き動かされているような気配をまだ旅に出る前から感じていた。

格安で購入した航空券は、どんなに早く起きて最寄り駅から始発で出発したとしても間に合わない便だったので、成田で前泊する必要がありホテルもオンラインで予約。成田空港に近いホテルで1泊¥5,000くらいだった。成田山新勝寺も近くにあるので、折角だからチェックインを早めに済ませて成田山近辺を観光・散歩できればいいなぁと思っていた。

旅のスケジュールが無事に以下のように決まった。

2023年10月1日 成田前泊
2023年10月2日 成田午前9時30発〜13時05分ベトナムハノイ着
2023年10月2日夜はベトナムハノイで一泊。
2023年10月3日 ベトナムハノイ空港 午前9時50分発
2023年10月3日 インドネシアバリ島 午後16時25分着

2023年10月3日から10月12日までバリ島に滞在
(2023年10月6日から10月8日までの3日間「なつかしいリトリート」)

これまでの自分の人生の中で、直感で何か大きな流れのようなものに突き動かされて飛び込んでいった旅は何度かあった。後から自分の人生を振り返ってみても、そういった行きあたりばったりの旅を通して自分の人生が切り開かれていくきっかけになっていったという事を思い出した。

19歳の時に初めて一人で旅したカナダへと語学遊学の旅
20歳 アメリカ・カリフォルニア州の瞑想・ヨガアシュラム滞在の旅
21歳の時に旅したインドプーナへの旅


何度も旅して訪れたネパールへの旅

すべて一切計画せず、特別な目的もなく
只々何か大いなる宇宙のシナリオのようなものに突き動かされて飛び込んだ旅の数々だった。

今回も9日間という短い旅だけど、そんな旅になるだろうなという予感や気配をかすかに感じていた。

前回海外に行ったのは5年前のネパールだから、海外はけっこう久しぶり。


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パスポート、必需品のパッキングなどを済ませて、前泊の成田空港近くのホテルへと電車で向かう。成田へ向かう道中友人が出展している絵の展覧会を覗いてみたくて横浜のあざみので途中下車。

この展覧会については、他の記事でまた詳しく書こうと思う。
今回の旅の始まりに素敵な絵たちをじっくりと観(感)じる事ができて、とてもよかった。

一緒に付き添って絵たちが生まれた背景にある物語をシェアしてくれた友人に感謝。

すっかり展覧会の会場に長居してしまい、あっという間にこの時点で14時近く。ギャラリーの会場には12時頃到着したので、少しのあいだ絵を眺めていたら一瞬で2時間が飛ぶように過ぎた。

お昼を食べてなかったので、あざみ野駅前でお蕎麦と親子丼のセットを頂く。厨房の料理人さん含め店員さんたちが元気よく、威勢がよいお店だった。

京急田園都市線で押上へと向かう。押上は5年ほど前にご縁があってスカイツリーの近くの倉庫から沢山の曼荼羅を引き取らせて頂いた事をなつかしく思い出した。

社員数150名くらいの結構大きな会社の副社長様から最初は「先代の会長が大切にしていた曼荼羅の買取・引取をお願いしたく倉庫まで実際に見に来て欲しい」というご連絡・ご相談をいただき、押上のスカイツリー近くの倉庫まで副社長様に案内されて見に行ったのだ。

先代の会長様はネパールがとても好きだったようで、現在役員になっている方々を若い頃に研修に何度かネパールに連れて行っていたようだ。その頃にネパールで購入したり、オーダーメイドで現地の絵師に描かせた仏画・曼荼羅が大きくて豪勢な額に入って合計100以上その倉庫に眠っていた。
その曼荼羅を殆ど全部ありがたく引き取らせて頂くことになったのだ。

スカイツリーの倉庫からトラックまでも手配してくれて、藤沢までわざわざ副社長様はじめ会社内では重役の方たちが引っ越しのアルバイトスタッフのような風貌でフットワーク軽く曼荼羅・仏画を運んでくれた。

大きな曼荼羅は高さ2m近くあり、1.5mくらいの曼荼羅も20点以上あった。運び込みが終わったあと、お礼にシャトレーゼで購入したどら焼きとウーロン茶をお渡ししたら、無邪気にとても喜んでいたのをよく覚えている。

とても懐かしい思い出だ。

押上から今晩泊まるホテルの最寄駅がある京成成田までは大体1時間くらいしかない。

早いもんだ。

電車の車窓から移りゆく景色を眺めていると、
段々と旅情のようなものが少しずつ感じられてきた。

6,7年前は東京新宿区にパートナーと住んでいて、車窓から見えた日暮里という所もバイトの仕事で自転車で来たことがあったなぁという普段は思い出さない遠くにあった過去がふと近くに感じられて、一瞬風景を通してタイムスリップする感覚に陥る。

大分遠い昔のことのように思えるけど、まだ6,7年しか経っていないのだ。あの頃は毎日目の前のことだけを取り組むだけで精一杯で経済的にも今よりも余裕はなかった。一生懸命歯を食いしばって毎日サバイバルを頑張っていたからこそ感じることが出来る充実感を感じていた。

そして毎週のように都心で瞑想会を開催していた。週に二回やっていたこともあって、色々な人が遊びに来てくれた(*^^*)
それもいい思い出だな。

子供の頃から東京は人口密度が高くゴミゴミとしていて、騒がくて忙しいというイメージしかなかったけど、実際に新宿区という都心に住んでみて東京もエリアによって全く異なった顔があるという事を実感した。

自転車で30分走れば何処へでも行ける所に暮らしいたので、早稲田、池袋、駒込、巣鴨、護国寺、四谷、千駄ヶ谷、代々木、新宿、後楽園、御茶ノ水、秋葉原、神田、上野、谷中などなど自転車で色々な所を走った。

電車の車窓からぼんやりと過ぎゆく景色をぼんやりと眺めながら、そんな事にとめどなく思いを馳せていたら、電車は京成成田に到着した。

今日前泊するホテルをGoogle Mapで実際に調べてみると、駅から大体700〜800mの所にあることが分かったので、駅からスーツケースをガラガラと引きながらゆっくりと歩いていくことにする。

まだインターネットで購入した航空券をプリントアウトしていなかったので、京成成田駅前コンビニのネットワークプリントを使って一応印刷しておく。プリントアウトを終えて、ホテルまで歩き始めようとしたら丁度雨が振り始めてきた。

結構雨足が強くなってきたので、タクシーに乗ろうか迷うけど歩いて10分も掛からなそうな距離なので、そのまま歩くことにする。
これから海外に旅行する予定の人、または海外から日本に旅行してきた雰囲気の人たちをちらほら見受けることが出来る。

成田という土地柄だからだろう。

他の場所とは違うそのような独特な雰囲気に旅情を掻き立てられる。
あたかもそういった情景が食欲を掻き立てる匂いやスパイスのような働きをしているのだろう。

自然とこれから起こるだろう出来事にワクワクしてきた。

ホテルに到着してチェックインを済ます。お部屋は普通のビジネスホテルに似たような作りでお風呂とトイレが一緒になっているタイプ。
バリ島旅行中は約2週間程おそらくお風呂には入ることは出来ない。

温泉・サウナ好きとしてはもう少し広めのお風呂に入りたいと思い、スマホで調べてみると電車と徒歩で30分以内の場所に「華の湯」というスーパー銭湯があることを発見。

どこにでもあるような普通のスーパー銭湯だが、成田という土地柄海外からの方もちらほら見かける。サウナに入るとテレビの音が聞こえてくる。
サウナの中で付いているテレビは普段全く見ないのだが、中国の大型連休である「国慶節・中秋節」についてのニュースが耳に入ってきた。

「20億5000万人が公共交通機関や車などで移動すると予測していて、1日あたりではのべ2億5700万人と、去年の同じ時期より6割近く増える見通し」

今回インドネシアバリ島で参加する「なつかしいリトリート」には初めて中国の方々が多く参加されるという事を興梠先生から聞いていたので、中国の事について漠然と思いを巡らせながら、日本出発前最後の夜のサウナを堪能する。

サウナでは温水浴を繰り返すことで、全身への感覚が研ぎ澄まされてきて、自然と何も考えずに瞑想状態、空っぽになることができるからサウナはとても好きで普段からよく通うことにしている。

サウナが今のように流行る前、10年くらい前にサウナ温水浴を繰り返すと、デトックス・浄化・発散が起きやすく瞑想が捗り、瞑想状態に深く自然と入っていくことが出来ることを思いがけず発見して、それ以来サウナと温泉の温水浴は楽しんでいる。

ちなみに瞑想とサウナ温水浴の共通している部分については、👇に3年位前に書きました。

この「華の湯」というスーパー銭湯は外気浴スペースが充実していて、けっこう大きな樹木なんかもあったりして、とても深く寛ぎ自然と瞑想も捗りました。

ホテルに戻って、ベットに入ったらバタンキューと眠りに落ちた。

実はこの2、3週間前から信州と湘南を行ったり来たりして頻繁に移動していた事が原因だったのか、全く一睡もできないという事ではないのだが、寝ている時に覚醒状態になってしまう事が多くて熟睡できたという感覚からしばらくの間外れていたのだ。

夏頃から身体が変わり始めている感覚があり、時代や大きな宇宙的流れの急速な変化に自分の身体が付いていけてない状態が続いていたのかもしれないと今振り返って感じる。

だからホテルのベットに入ったらすぐに眠り込むことができた。

朝起きると、近くにある成田山新勝寺の鐘の音が聞こえてきた。
鐘の音が20回程響き渡り、なんとも風情がある朝をありがたく迎えることが出来た。

久しぶりに深く眠れた時の氣持ち良さを味わいながら、成田空港行き5時30分ホテル出発のバスに間に合うように身支度を整えて、チェックアウトを済ます。

サウナの中でのニュースでもやっていた通り、このホテルにも中国人の団体さんが泊まっており、ホテルのフロントやロビーは朝から中国語が飛び交っていた。

成田空港にはバスで15分で到着。
久しぶりの成田空港。
前回ネパールに旅行して以来だから、5年振りだ。

5年前にネパールに行ったときは、パートナーと一緒に東京新宿区に暮らしていた時で、3週間ほどネパールに滞在したんだっけかな。


ネットで予約した航空券に記載があったように搭乗時刻の3時間前に到着。
かなり時間的に余裕があったので、海外との架け橋である成田空港の独特な雰囲気を味わいながら、ウィンドウ・ショッピングをしたり、👇のクレジットカード会社ラウンジを初めて試しに使ってみた。

このクレジットカード会社のラウンジはフリードリンク+コーワーキングスペースの空間でゆっくりと寛げて、とてもよかった。
受付で缶ビールのサービスもあったけど、流石に早朝からビールは飲む気になれなかったので、飲まなかったけど😅
また今度近いうちに成田空港に来るときは、ラウンジを使おうと思う。

今回はベトナム・ハノイ経由でバリ島に向かう。
成田を9時30分頃出発して、ベトナム・ハノイにはお昼頃到着予定。
ハノイでの待機時間が20時間ほどあるので、ハノイ市街地のホテルで一泊する予定でホテルはTrip.comというオンライン旅行会社で予約した。

他のオンライン旅行会社に比べて、このTrip.comがリーズナブルな料金だったので今回航空券、タクシー、ホテルすべてTrip.comで予約した。
ネットで調べると数年前まではあまり評判が良くなかったけど、最近は対応が改善されたという情報があったので、その情報を信頼したが、搭乗受付で実際の航空券と引き換えるまでは正直少々不安な所はあった。

ただ全く問題なくスムーズに航空券は発行することができたし、飛行機も遅延などせず予定時刻に飛ぶようなので、ホッとした。

ラウンジで返信する必要のあるメールをチェックしたり、成田到着・日本出発をX(Twitter)で投稿を済ませると、そろそろ搭乗開始時刻が近づいてきたの搭乗口に向かう。

まずはベトナムハノイのノイバイ国際空港へと5時間30分くらいの旅。

搭乗・出国チェックなどを無事に済ませて、飛行機に乗る。

いよいよ出発。

隣の席は20代前半くらいの若者二人組みだ。

「すいません。荷物棚に私の荷物を入れてもらってもいいですか?」と英語で話しかけられた。
ネパールに長く滞在した時も現地のネパール語で話しかけられたりした事があったから、日本人に見えないことがあるのだろう😅

OKと英語で返答した後、
日本語で「日本人だよね?俺も日本人だから、日本語で大丈夫だよ」とカジュアルに話しかけたら、「あぁ。そうだったんですかぁ(笑)」と笑顔になった。

飛行機が無事に離陸してから、隣の席の若者に少し話しかけてみると、弟を連れてベトナム、カンボジア、ミャンマーなどアジアを旅する予定らしい。

兄貴くんの隣に座っているのは、友達ではなくて弟くんだったのかぁ。
弟くんはまだ18歳と言っていたから、大学入ったばかりなのかもしれない。兄貴君は何度か海外に行ったことあるが、弟くんは海外は今回が初めてらしい。カンボジアで日本から後日出発するご両親と合流するらしい。

弟くんは外見髪の毛を一部紫色に染めていたけど、人の話をしっかりと聞く礼儀正しい若者だった。兄貴くんも話す前はチャラチャラしているかと思ったら20代前半にしては、落ち着いている好青年だった。
本当に人は見かけによらずで話してみるまで分からない。

ささやかながら「話しかけてみてよかった」という気づき。

成田で前泊したホテルを5時30分に出てきたので、眠くなってくる。
まだまだベトナムハノイ到着まで時間があるので、ここ最近聞いている昭和の瞑想家、社会思想家であった山手國弘氏のお話の音源を聴いて瞑想しながら過ごすことにする。

山手國弘氏については、詳しくはまた別の記事で書きたいけど、彼のことは2年位前に橘川幸夫さんを通じて知った。

橘川さんが運営している深呼吸学部という私塾があり、その塾の企画の中で生前蔵書贈与という1万円で橘川さんの蔵書を贈ってくれるという内容に釣られて申し込んだ。

橘川さんが贈ってくれた蔵書の中に山手國弘氏のお話が載っている「創業夢塾」という定価5,000円の奇書が数冊入っていたのだ。

これが橘川さんが贈ってくれた創業夢塾というレア本
定価¥5,000😅
裏表紙には刺激的な言葉、フレーズの連なり
「橘川蔵書」の蔵書印😅

これまで読んだことない、聴いたことのない独自の視点や言葉の表現で「瞑想」「宇宙」「生命」「社会」「人間」というものが捉えられていて、まずこの創業夢塾を初めて読んだときに衝撃を受けた。

山手さんのお話は学術的、アカデミックな分析や批評ではなく、ご自身の人生の実体験や瞑想体験を元に語られていた。

自分が実際に体験していない第二次情報、第三次情報の知識を整理して、読みやすいようにパッケージングされた本やコンテンツが世間では最近溢れていると思うのだが、そういった情報や知識とは一線を画す身体やその人の存在から満ち溢れてきた生々しい唯一無二の「声」や斬新な「メッセージ」がそこにはあった。

それなので橘川さんから贈られてきた創業夢塾は夢中になってすぐ読んでしまった。

それだけでは飽き足らず、インターネットで山手國弘氏について調べてみると情報は殆どないのだが、その少ない情報の中から「現代ヨガによる宇宙的目覚め」という音源が有料で入手可能という事を知った。

この音源を販売しているのは、山手さんの息子さんの山手義弘さんであるという事がわかり、メールを送り音声ファイルUSBメモリー「現代ヨガによる宇宙的目覚め1~23」を¥11,000で購入させて頂いた。

それで山手さんの肉声音源も2年位前から時々聴いていたのだ。

山手さんの肉声が唯一聴くことが出来るソースが以下にあるので、もし興味がある人は👇で聴いてみてください。

「新しい人類と現代ヨガによる宇宙的目覚め」
https://www.youtube.com/watch?v=B1B3O_kkdTc

その後深呼吸学部のつながりで「山手國弘研究会」に昨年の12月頃から参加させてもらって、山手さんのお話を日常生活の中で度々聴くようになっていた。

「たった一つの宇宙生命体、全宇宙意識だけが存在するだけで、人間はいないんです。ホログラフィックにあるようにみえているだけで、本当はいない」

「病気なんて存在しないんです。」

「古代のインド人たちが言っていたのは、宇宙の森羅万象は全部宇宙全体という生き物がみている単なる夢、その映像だ。」

などと言う圧倒的な衝撃力と破壊力を備えた言葉が並ぶ。


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懐かしさに出会いなおす旅【バリ島9日間旅の振り返り日記 その2】に続く


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