2019年1月1日のnoteに、僕が2019年にチャレンジしたいことについて書きました。

このnoteで僕は2019年のスポーツの試合分析記事に関する方針を書かせて頂きました。少し手を加えたうえで、改めて紹介させて頂くと、こんな内容です。

2019年の方針

僕は海外サッカーのレビューをずっと控えてきました。海外サッカーのレビューや動画の分析は書き手がたくさんいるので、同じことをしてもしょうがない。そう思っていたからです。

ところが、海外サッカーのレビューやSNS上の分析を読んで、あることに気が付きました。それは、分析しているチームが偏っているということです。多くの人が、マンチェスター・シティ、リバプール、チェルシー、FCバルセロナ、レアル・マドリー、ユベントス、TSGホッフェンハイム、ライプツィヒといったチームのことを書いていますが、リーグを支えているのは彼らの対戦相手です。

2018年からリーガ・エスパニョーラのビジャレアル、チャンピオンズリーグではアヤックスのことを書いています。リーグの力を示しているのは、トップクラスのチームや、特殊な取り組みをしているクラブではないクラブだと思いますので、僕はそんなクラブの試合のレビューを積極的に書いていきたいと思います。

そして、サッカーの試合も、バスケットボールの試合も見るのに、バスケットボールの試合のレビューはこれまであまり書いていませんでした。2019年はBリーグだけでなく、NBAやFIBAの国際試合のレビューも書いてみたいと思ってます。

そのかわりに、というわけではありませんが、僕はこれまで試合の見所を紹介する「プレビュー」と、試合の考察をまとめた「レビュー」という形式で書いてきましたが、これまで書いてきた川崎フロンターレの試合については、プレビューは書かないときめました。

プレビューを楽しみにしてくださっている方もいるのは知っていますが、ご理解頂ければ幸いです。

「やさしく」「つよく」「おもしろい」チャンピオンを目指す川崎フロンターレ

2019年にnoteでサッカーのレビューを書く予定のチームは、

・川崎フロンターレ
・ヴィッセル神戸
・ビジャレアル

の3チームです。

川崎フロンターレは2014年からプレビューとレビューを書き始めて2019年で6シーズン目になります。リーグ3連覇だけでなく、ACL、ルヴァンカップ、天皇杯といったタイトルを、全て奪いにいくシーズンです。

これまで「やさしい」「おもしろい」チームと呼ばれていた川崎フロンターレが、つよくて、やさしくて、おもしろいチームと言われるようになるか。言い換えると、つよくて、やさしくて、おもしろい、真の「チャンピオン」を目指すシーズンであるともいえます。

果たして、つよくて、やさしくて、おもしろい、理想のチャンピオンは生まれるのか。2019年の川崎フロンターレを見る上で、僕はその点に注目しています。

ヴィッセル神戸に注目するのはリージョが「オリジナル」だから

ヴィッセル神戸は、リージョ監督が就任して実質初めてのシーズンです。イニエスタ、ポドルスキといった選手だけでなく、山口、ビジャ、西といった選手が加入し、どんなチームになるのか。

サッカーファンが大好きな型にはまったチーム作りではなく、選手の能力にあわせ、選手の能力を最大限発揮できるチームを作っていくリージョ監督によって、チームがどう変化していくのか。よくヴィッセル神戸の取り組みを「FCバルセロナ化」と表現している記事を目にしますが、リージョはリージョ。彼はオリジナルです。

リージョがどんなチームを作るのか、とても楽しみです。

ビジャレアルに行って直接確認したいことがある

そして、ビジャレアル。リーガ・エスパニョーラの中でも「中堅」と呼ばれるクラブを取り上げるようになったのは、ビジャレアルで活躍している佐伯さんがいたからでした。

どんなクラブなのか、より深く知りたい。そんな考えから始めたレビューでしたが、レビューのおかげで、ビジャレアルというチームを深く理解し、他のクラブとは違う取り組みに興味をもつようになりました。

僕はヨーロッパの他のクラブには全く興味がありませんが、ビジャレアルの取り組みには興味があります。できれば現地で見て確認したい。そう考えています。見ないと分からないことがあるからです。

知りたいことがあるからレビューを書く

僕がレビューを書く理由は、知りたいことがあるからです。答えのない、試行錯誤の末に何が生まれるのか。それが知りたくて、自分の感じたことを整理したくて、レビューを書いています。

サッカーが好きな人にとって、2019年が楽しい1年になりますように。