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令和3年 伊勢神宮参拝

1月も早くて下旬に入ろうとしていますが、お元気でしょうか?
少し遅くなりましたが、先日初詣に行ってまいりました!
今年はコロナの関係による「分散参拝」が呼びかけられていたということもあり、人出の多い正月三が日には参拝せず、15・16日(金・土)に参拝しました。

今回は伊勢神宮(三重県伊勢市)に参拝しました!

伊勢神宮には平成27年(2015年)に初めて訪れて以来、年1回は必ず参拝しており、今年は初めて正月に参拝してきました。

今回は外宮・内宮の正宮をはじめ、参拝してきた伊勢神宮の別宮などを紹介します!今後伊勢神宮に参拝される際の参考になればと思います!

内宮(皇大神宮)とその関連神社

まずは日本にある神社の中で最も格式の高い、内宮(ないくう)を紹介します。内宮の正式名称は「皇大神宮(こうたいじんぐう)」と呼ばれています。

皇大神宮(こうたいじんぐう)[正宮]
正宮には皇室の祖先神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られています。ここでは、昨年何も障壁なく生活できたことへの感謝と、今年日本全体が平穏無事な世の中になることを祈りました。

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瀧祭神(たきまつりのかみ)[所管社]
正宮に参拝するルートの途中にある神社であり、瀧祭大神(たきまつりのおおみかみ)が祀られており、近くを流れる五十鈴川の守護神であります。ここには社殿はなく、石神(石がご神体)が中にあります。

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荒祭宮(あらまつりのみや)[別宮]
正宮参拝後のルート上にある神社であり、ここでは天照大御神の中で、荒々しく勇猛なはたらきをする天照大御神荒御魂(あまてらすおおみかみのあらみたま)が祀られています。
※荒御魂の対となる御魂は和御魂(にぎみたま)と呼ばれ、穏やかなはたらきをする。

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御稲御倉神(みしねのみくらのかみ)[所管社]
正宮参拝後、荒祭宮に向かう途中にある建物。神宮が所有している水田から収穫された抜穂(ぬいぼ)が納められる建物であるが、ここにも御稲御倉神(みしねのみくらのかみ)という神が祀られています。

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子安神社(こやすじんじゃ)[所管社]
皇大神宮の宇治橋を渡って直進したところにある神社。木華開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が祀られており、子授け・安産・厄除けの神として庶民の信仰が篤い。

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大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)[所管社]
子安神社と同じ位置にある神社。大山祇神(おおやまづみのかみ)を祀り、山の守り神として信仰されている。

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倭姫宮(やまとひめのみや)[別宮]
正宮のあるエリアから少し離れたところにあるこの神社は、倭姫命(やまとひめのみこと)が祀られています。倭姫命は、天照大御神が伊勢に巡行された際の御杖代(みつえしろ、天照大御神に奉仕するお方を意味)として、天照大御神の伊勢への鎮座をはじめ、神嘗祭などの年中行事を定めたりなど、神宮の祭祀の基礎を築かれました。様々な功績を残されたにもかかわらず、祀るための宮社が無かったので、地元による熱望により大正12年(1923年)に今の場所に鎮座されている。

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月讀宮(つきよみのみや)/月讀荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや)[別宮]
皇大神宮と倭姫宮の中間に位置している神社であり、天照大御神の弟神である月讀尊(つきよみのみこと)[上]とその荒御魂である月讀尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)[下]を祀っている。

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伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)[別宮]
天照大御神&月讀尊の父神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)[上]と母神である伊弉冉尊(いざなみのみこと)[下]が月讀宮と同じ位置に並列して祀られています。伊弉諾尊と伊弉冉尊は日本神話が記されている『古事記』で一番初めに登場する神であり、「国生み」など日本の創世記の時代の神であります。

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外宮(豊受大神宮)とその関連神社

次に外宮(げくう)を紹介します。外宮の正式名称は「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」と呼ばれています。

豊受大神宮(とようけだいじんぐう)[正宮]
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の大御饌(おおみけ、「食事」を意味する)をつかさどる神様である、豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る神社です。産業全体の守護神として崇められています。

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多賀宮(たがのみや)[別宮]
境内にある石段を上った先にある神社で、ここには豊受大御神荒御魂(とようけのおおみかみのあらみたま)が祀られています。

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風宮(かぜのみや)[別宮]
多賀宮に行く途中にある神社で、風の神である級長津彦命(しなつひこのみこと)級長戸辺命(しなとべのみこと)が祀られています。

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土宮(つちのみや)[別宮]
外宮の地主神であり、宮川の氾濫を治める堤防守護の神である大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)が祀られています。

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月夜見宮(つきよみのみや)[別宮]&高河原神社(たかかわらじんじゃ)[摂社]
月夜見宮[上]には、内宮の別宮である月讀宮と同じ天照大御神の弟神である月夜見尊(つきよみのみこと)月夜見尊荒御魂(つきよみのみことのあらみたま)が祀られています。また、月夜見尊荒御魂は土地開拓の守護神としても高河原神社[下]に祀られています。

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授与品

内宮・外宮で参拝した神社は以上です。ここからはお守りなどの授与品を紹介します。

ご朱印(写真は外宮)

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神宮暦

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絵馬&開運御守(左2つ)&御守(右2つ)

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まとめ

今回は伊勢神宮の「一部」を紹介しました。伊勢神宮についての基本や参拝マップなどは、伊勢神宮の公式サイトでご覧になれます。

また伊勢神宮は、今回紹介した神社の他に全部で125社あります。125社の紹介については、「一般財団法人伊勢神宮崇敬会」発行による『神宮125社巡行案内』に詳しく紹介されております。

また、サイトでも紹介されていますので、こちらからでもご覧ください。

いつか、125社すべてに参りたいものですね!

今年も皆さんが幸せな1年になりますように・・・!

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